中・東欧の一部で深刻化する人手不足

(中・東欧、クロアチア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、ブルガリア)

ウィーン発

2017年09月01日

中・東欧各国では、好況が続き雇用が拡大する中、現地進出外国企業にとって賃金の大幅な上昇に加え、熟練工や管理職の採用が課題となっている。オーストリアのエルステ銀行によると、深刻な人手不足に陥っているのはチェコ、ハンガリーおよびスロバキアで、クロアチアとセルビアなどでは依然として失業率が高い。人手不足への対応策として、チェコやハンガリーでは、ウクライナやセルビアなど近隣諸国出身の労働者の雇用を可能にする法整備を進めている。

ビジネス短信 f9efa7f1e1d4b32a

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