国家評議会議長にディアス・カネル氏が就任

(キューバ)

メキシコ発

2018年04月20日

キューバの人民権力全国会議が4月18~19日の2日間の日程で開かれ、ミゲル・ディアス・カネル・ベルムデス現第1副議長が国家評議会議長に就任した。これに伴い、現議長のラウル・カストロ氏は退任するが、引き続きキューバ共産党第1書記として2021年まで残るため、議長退任後も一定程度影響力が残ることが予想される。

国家評議会議は国の立法機関で、5年に1度開催される人民権力全国会議にて議長、第1副議長(1人)、副議長(5人)、書記(1人)、委員(23人)が互選にて選出される。

国家評議会議長は行政機関である閣僚評議会議長も兼任し、国家元首となる。ナンバー2である第1副議長にはサルバドル・バルデス・メサ現副議長が昇格したほか、その他副議長メンバーは革命世代であるラミーロ・バルデス・メネンデス氏が留任した以外はいずれも新任となり、60歳以下が3人、女性が3人となった。また23人から成る委員では11人が新任、12人が女性となった。国家評議会メンバーの高齢化が指摘されてきた中、若返りや女性の登用、メンバーの刷新に取り組んだものとみられる。

新国家評議会メンバーは表のとおり。

表 国家評議会メンバー

(西尾瑛里子)

(キューバ)

ビジネス短信 cbb1a22ad5fe85de