ブラジル政府、福島県産食品の輸入規制を解除

(ブラジル)

サンパウロ発

2018年08月22日

ブラジル政府の8月21日付け官報で、2011年から福島県産食品(飲料、半製品、原材料などを含む)に対してかけられていた輸入規制を解除する旨の決議〔8月17日付ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)決議RDC第245号〕が公布され、同日付で施行された。

これにより、2011年の東日本大震災以降、輸入が規制されていた全ての福島県産品に対する規制措置が解除された。

これまで、福島県産食品の輸入に対しては、日本政府による放射性物質の検査証明書(ポルトガル語翻訳付き)の提出が求められており、福島県から日本酒やインスタント麺を輸出する事業者にとっては大きな負担となっていた。

(山本祐也)

(ブラジル)

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