ウズベキスタン、エネルギー省と運輸省を創設

(ウズベキスタン)

タシケント発

2019年02月14日

ウズベキスタンでは、2019年2月1日付でエネルギー省と運輸省が創設された。エネルギー省は、電力公社ウズベクエネルゴと、石油天然ガス公社ウズベクネフテガス、および水力発電公社ウズギドラエネルゴの各国営会社が担ってきた燃料・電力行政に係る所掌事務を実施する。ウズベクエネルゴやウズギドラエネルゴは引き続き、電力事業体として発電事業を行う。

エネルギー相には、アリシェル・スルタノフ氏が就任した。スルタノフ氏は1967年生まれで、副首相〔地質、燃料・エネルギー、化学、石油化学、冶金(やきん)工業担当〕を務め、2015年からはウズベクネフテガス総裁も兼任していた。

運輸省は、自動車交通、鉄道、航空、河川、地下鉄、道路の各輸送行政を所掌するとともに、投資誘致や輸出振興も担う。運輸相には、アチルバイ・ラマトフ第1副首相(国土・都市開発、エコロジー・環境保護、運輸、建設産業担当)兼ウズベキストン・テミル・ユラリ(鉄道公社)総裁が就任した。なお、ラマトフ第1副首相は、運輸相就任とともに鉄道公社総裁を退任し、フスヌトゥディン・ハシロフ氏が総裁代行に任命されている。

(下社学)

(ウズベキスタン)

ビジネス短信 007b05748e782621