三菱重工エンジニアリング、米テキサス州でポリエチレンプラントを受注

(米国)

ヒューストン発

2019年06月26日

三菱重工エンジニアリング(神奈川県)は6月21日付プレスリリースで、同社および米国三菱重工業ならびに米国大手建設会社のザッカリーグループが共同で、ガルフコースト・グロース・ベンチャーズ(GCGV、注)から米国テキサス州の大規模ポリエチレンプラント(年産130万トン)を受注したと発表した。

同エチレンプラントは、GCGVがテキサス州コーパスクリスティ近郊に新設を計画する大型エチレン複合生産施設の一部を構成するもので、三菱重工エンジニアリングは詳細設計、機器供給・調達、モジュール製作を担当する。

なお、同エチレン複合生産施設のエチレン生産プラントについては、千代田化工建設が米国建設会社キーウイットと共同で設計・調達・建設工事(EPC)およびプラントモジュールの組立・運搬役務を2018年9月に受注している。

また、三菱重工エンジニアリングが設立された2018年1月以前にも、三菱重工業は2件のポリエチレンプラントを米国テキサス州内で受注している(添付資料参照)。

(注)エクソンモービル・ケミカル・ガルフコースト・インベストメンツ(ExxonMobil Chemical Gulf Coast Investments LLC)とサウジ・ベーシック・インダストリーズ(Saudi Basic Industries Corporation:SABIC)の合弁会社。

(中川直人)

(米国)

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