世界へ発信! 福島の今 ‐Jヴィレッジを復興のシンボルに‐

2019年03月28日

東日本大震災から8年、原発事故対応の拠点として使われていたサッカーの聖地「Jヴィレッジ」が全面再開する。ここが新たな交流の場として再生することへの地元の期待は大きい。しかし、それだけではない。農産物や伝産品の生産者、また、インバウンドの観光客を迎える宿泊施設やレストランなどが、2020年のオリンピックも視野に入れ、それぞれ前向きに取り組みを進めている。復興の先を見据え、新たな価値の創生に動き始めた福島の今を取材した。

(12分47秒)

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テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明:  ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、回転しながら拡大表示される。 さらに世界のさまざまな都市の画像が周囲を取り巻きタイトルが現れる。 「世界は今ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と都市の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 フレアスリーブの白いブラウスに、茶色のロングスカート姿。

テロップ: 宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)

宮瀬キャスター: 世界は今ジェトログローバルアイ。 東日本大震災(にがしにほんだいしんさい)から8年。福島県では、原発事故対応の拠点となっていたJヴィレッジが、この4月に全面再開となります。Jヴィレッジを復興のシンボルとして進められている、地方創生に向けたインバウンドの促進。その取り組みを取材しました。

テロップ: 世界へ発信!福島の今 ‐Jヴィレッジを復興のシンボルに‐

映像説明: 駐車場の奥に広がるどっしりとした低層の建物群。 等間隔に小さい窓がついた横長のベージュ色(いろ)の建物は、中央部分が4階建てになっている。エントランスドアの横には、「J‐VILLAGE(ジェイ ヴィレッジ)」と書かれている。

テロップ: Jヴィレッジ 日本初(にほんはつ)のサッカーナショナルトレーニングセンター

ナレーション: こちらが、Jヴィレッジ。

映像説明: 薄曇りの空の下、芝のグラウンドでサッカーをする人たち。周りには背の高いナイター照明が3台設置されている。 黄色いユニフォームの少年が軽快な足さばきでサッカーボールを操る。青いユニフォームを着た少年が隙をついてボールを奪う。サッカーをする少年たちの映像が止まり、モノクロに変わる。

ナレーション: 4月20日の全面稼働を控え、現在は震災前のにぎやかさを取り戻しつつある。

映像説明: モノクロの静止画の上に、「3.11」の赤い文字が浮かび上がる。 震災後の道路の写真。うねるようにでこぼこになり、アスファルトが割れて下から茶色い地面がのぞいている。 画面左下の四角い枠内に福島県の地図のイラスト。県の東部、太平洋に面した楢葉町と広野町(ひろのまち)。楢葉町は広野町(ひろのまち)の北に位置し、2つの中間に赤い星印がある。 Jヴィレッジの敷地内の写真。車道には黄色い緊急車両が、歩道の上には「災害派遣」と書かれた自衛隊のトラックがずらりととまっている。その脇を、白い防護服とマスクをつけた男性が歩いている。(写真提供 Jヴィレッジ) サッカーをする人々の絵が飾られている室内の写真。ベージュの毛布が敷き詰められ、壁際にダンボールがいくつも積み上げられている。部屋の中央には白や黄色(きいろ)の防護服を着て、オレンジ色(いろ)のキャップをかぶった10人ほどの作業員。(写真提供 Jヴィレッジ) 緑の芝が広がるスタジアムの写真。スタンド席や芝生で大勢の人が観戦している。その写真が、ゆっくりと広大な駐車場の写真に変わる。芝生の部分には土砂が敷かれ、多くの車がとめられている。フェンスにはスポンサー企業の看板がかかったままになっている。(写真提供 Jヴィレッジ)

ナレーション: しかし、Jヴィレッジは、3.11から長らく時(とき)が止まっていた。 福島第一・第二原発からほど近い楢葉町と広野町(ひろのまち)にまたがるJヴィレッジは、廃炉作業の中継拠点として活用されたのだ。 青々としていた芝のピッチは土砂を敷き詰められた駐車場へと変貌した。

映像説明: 室内。太陽の光がさし込む大きな窓の前で、チャコールグレーのスーツに口ひげを生やした男性がインタビューに答える。 周りを緑で囲まれた広大な敷地の写真。木々(きぎ)の奥には青い海が広がっている。敷地にはかまぼこ型の白いテント式倉庫が設置され、緑の芝生をわずかに残して大型のバスや乗用車、トラック、タンクローリーなどが整然と並んでいる。(写真提供 Jヴィレッジ) ベージュ色(いろ)のJ‐VILLAGE(ジェイ ヴィレッジ)のエントランスの写真。入り口のすぐ前に大人の背の高さほどに積まれたダンボール箱が置かれている。入り口の横にも多くの段ボールが置かれ、青いビニールシートがかけられている。(写真提供 Jヴィレッジ) adidas(アディダス)のロゴが入った大きな窓のある室内。中央にはボールを蹴りあう3人の子どもの銅像。その周りにたくさんのダンボール箱や、グレーや青のコンテナが置かれている。銅像の前には、オレンジのキャップに黄色い防護服を着た男性が、大きなコンテナに腰掛けている。(写真提供Jヴィレッジ)

テロップ: 元日本(もとにほん)サッカー協会 復興支援特任コーチ 加藤 久(かとう ひさし) さん

加藤さん: 震災のあと、まあ、半年ぐらいたってからこちらに参りましたら、われわれが、あの、プレーしてたグラウンドに、まあ…、まあ、駐車場になってて、 相当、まあ、ショックを受けたことは確かですし、 まあ本当に、大変なことが起こったと…。

映像説明: 薄曇りの空の下。ナイター照明のある芝のグラウンド。隣にもうひとつ、青い陸上競技用トラックに囲まれた芝のサッカーグラウンドがある。その奥には白いドーム型の屋根を持つ、巨大な建物。

ナレーション: あれから8年が過ぎ、サッカーの聖地は、さらにパワーアップしてよみがえった。

映像説明: Jヴィレッジ全体を上空から写した写真。海に程近い、緑豊かな木々(きぎ)に囲まれた広大な敷地に、大きな建物と駐車場。その奥には美しい緑の芝のサッカーグラウンドがいくつも整備され、青い競技用トラックに囲まれたグランドの向かいには、ドーム屋根の白い建物が建っている。 ドーム屋根の建物のなか。むき出しの鉄筋の梁が白い屋根を支えている。水色のユニフォームの少年たちと、白いユニフォームを着た少年たちが、サッカーボールを追いかける。ボールを奪った水色のユニフォームの少年がゴール前に走り込む。(映像提供 Jヴィレッジ) どっしりとしたベージュの建物の左手に、8階建てのグレーの建物。

ナレーション: 10面のピッチに加え、ドーム内には全天候型サッカー練習場を備え、ホテル棟も新設し、スポーツでの利用だけでなく、観光やビジネスでも利用できる。

映像説明: 室内。太陽の光がさし込む大きな窓の前で、チャコールグレーのスーツに口ひげを生やした加藤さんがインタビューに答える。

加藤さん: 今日、おー、この場を見て、ここまであのー、復興したってことに、非常にあのー、驚いておりますし、 まあ、人間の力っていうか、皆さんの思いっていうのが、あのー、ほんとにすばらしいなということを改めて、あの感じてます。

映像説明: サッカーグラウンドで体を動かす水色のユニフォームの少年たち。水色のユニフォームの少年たちと、白いユニフォームを着た少年たちが、2人1組(ふたりひとくみ)で向き合い、相手が投げたボールを足でトラップする練習をしている。リフティングをする少年たちの足元。青々とした芝のグランドを走り回る少年たち。(映像提供 Jヴィレッジ) 青い陸上競技用トラックに、荷物を持ち、ダウンジャケットを着た15人ほどの青年たちが集まっている。 グラウンドに立つ、おそろいの白いパンツに赤や白のパーカーを着た20人ほどの男女。手にした金色のポンポンを振ったり、大きな黄色い旗を振ったり回したりしている。 別のサッカーグラウンドでは、黄色いシャツのチームと、青いシャツのチームがサッカーをしている。スポンサーの看板がかかるフェンスの奥のサッカーグラウンドでも、別のチームがサッカーをしている。

ナレーション: さらにJヴィレッジは、国際交流の場としても大きな期待がかかっている。 この日も、NPO法人が主催するスポーツや芸術の国際的な交流イベントで、海外から大勢の人が訪れていた。

映像説明: グラウンドに程近いテラスで、白いジャンパーを着た若い女性がインタビューに答える。 手にしたパネルには、「Auniversity Festival」と書かれている。 サッカーグラウンド。ピンクのユニフォームを着たゴールキーパーがボールを蹴ると、青いシャツと黄色いシャツの選手たちがボールを追う。 テラスで白いジャンパーを着た若い女性の話が続く。

テロップ: NPO法人 エイユニバーシティー 堂 雅美 副代表理事

堂副代表理事: 台湾、香港、北京、韓国から、またKリーグの選手も参加していまして、 この町が、あのー、多くの人たちの交流の場になって、また、絆を結んでいくような、そういった場所になれたらなあというのを感じております。

映像説明: 「J‐VILLAGE(ジェイ ヴィレッジ)」のベージュ色(いろ)の建物のエントランスホール。自動ドアから中に入ると、正面に大きなガラス窓があり、まぶしい太陽の光がさし込んでいる。クーラーボックスなどを持った10人ほどの若者たちが集まっている。

ナレーション: 福島のシンボルとしての活気を取り戻しつつあるJヴィレッジ。

映像説明: 低層の家屋やビルが並ぶ道路を走る車の中からの風景。ゆるいカーブを進むと、奥の方に頂に雪が残る山々が正面に連なっているのが見える。

ナレーション: それに呼応するように、周辺の地域でもオリンピックやインバウンド獲得に向けて、着々と準備が進められている。

映像説明: 窓枠や柱に木材が使われた、落ち着いた雰囲気の店内。ショーケースや棚に、ボトルが並んでいる。陳列棚の隣には、メニューの置かれた木製のテーブルと茶色のひじ掛け椅子が置かれている。 陳列棚に並ぶ緑色(みどりいろ)のボトル。白いラベルには黒い文字で「IWAKI」と書かれている。ボトルの手前に置かれた黒いプライスカードには、「2017 甲州 (樽熟成) \\\\3,500+税」の白い手書きの文字。 眼鏡をかけた外国人男性、グレーのニット帽をかぶり、カメラを手にしている外国人男性、黒の厚手のジャンパーを着た黒髪の男性が、窓に背を向けて並んでテーブル席に座っている。木製のテーブルに広げたパンフレットを見ながら話を聞いている。 陳列棚の前に立つ3人。眼鏡をかけた男性が白ワインの入ったワイングラスを鼻に近づける。3人がグラスを合わせ、乾杯をする。

テロップ: 福島県 いわき市

ナレーション: 福島県いわき市。 東北で仙台に次ぐ人口を誇るこの地に、アメリカ人ライターやフランス人カメラマンらが訪れた。

映像説明: 古い木造家屋の作業場。奥の大きな黄色い筒形のタンクから湯気が上がっている。白衣(はくい)と白い衛生帽を身に着けたマスク姿の男性が、手前にある大きな四角いケースに手を入れてかき混ぜている。グレーのニット帽の上から黒のパーカーのフードをかぶった外国人男性がマスク姿の男性の手元にカメラを向けている。 大きな白いタンクが並ぶ作業場。タンクに組まれたやぐらの上で作業をしていた頭に衛生帽をかぶり、小さなヘッドライトをつけた白い割烹着姿の男性が、はしごに足をかける。その様子を撮影する眼鏡をかけた外国人男性。 寿司屋の店内。ワイングラスが置かれたカウンターに、黒髪の男性、眼鏡をかけた外国人男性、グレーのニット帽をかぶった外国人男性が座っている。ショーケース越しに、ねじり鉢巻きに白衣(はくい)姿の男性店員が、ニット帽の外国人男性の皿の上に握った寿司を置く。 眼鏡をかけた外国人男性が、自身の前に置かれた皿からつやつやとしたイカの握りを手に取り、口に運ぶ。

テロップ: 2019年2月27日~(から)3月2日 福島県復興創生支援事業 主催:ジェトロ福島

ナレーション: 彼らは海外への発信力を持つインフルエンサー。インバウンドに積極的な企業を巡り、福島の魅力を海外に発信してもらうために招いたのだ。

映像説明: 巨大なビニールハウスのなか。高床式の栽培ベンチが列を作り、まっすぐに伸びている。濃い緑の葉と白い花のあいだから、赤や青い実が垂れ下がっている。ハウスの入り口で、黒髪の男性、眼鏡をかけた外国人男性、グレーのニット帽をかぶった外国人男性が、2人の女性スタッフとともに、キャップにカーキ色のシャツを着た男性の話を聞いている。 カメラを向けて撮影する眼鏡をかけた外国人男性。黒髪の男性とグレーのニット帽の男性はスマートフォンを手にしながら話に耳を傾ける。 白いプランターから垂れ下がるイチゴの実(み)。大きく真っ赤に熟したものや、まだ小さくて青いものなどが細い茎の先に付いている。

ナレーション: いわき市は、日照時間(にっしょうじかん)の長さが全国でもトップクラス。 昔から農業(のうぎょう)が盛んな地域で、イチゴも名産品の一つ。

映像説明: グレーのニット帽の外国人男性がイチゴをほおばる) 大型の空調機やファンがついたビニールハウスの中で、インタビューに答える。

テロップ: アメリカの国旗 ウェブマガジン・ライター トレイシー・ジョーンズ さん

ジョーンズさん・英語: ここのイチゴは、とてもおいしい。

映像説明: 天井の高い巨大なビニールハウス。きれいに舗装された地面に、細長い栽培ベッドがずらりと並んでいる。白いプランターから伸びるトマトの長い茎。ひもで吊るされ、天井近くにまで成長した茎には、まだ青い実や熟した赤い実がびっしりとついている。 黄緑色(きみどりいろ)のジャンパーを着た男性の後ろについてトマトの列のあいだに入っていくジョーンズさんたち。

テロップ: ワンダーファーム トマト農園

ナレーション: 一行が訪れたのは、ワンダーファーム。

映像説明: 黄緑色(きみどりいろ)のジャンパーを着た男性が、真っ赤なミニトマトが入った白い皿を手に歩いてくる。 眼鏡をかけた外国人男性がミニトマトを1つ、口に入れる。 ジョーンズさんの隣で、ノートを手にした女性が話をしている。2人の前には黄緑色(きみどりいろ)のジャンパーを着た男性。3人のそばで、眼鏡をかけた外国人男性が撮影をしている。

ナレーション: こちらのトマト狩り(とまとがり)では、さまざまな品種のトマトを一年中味わえる。 インフルエンサーたちが、関心を寄せるのは、やはり、福島の農作物(のうさくぶつ)の安全性。

映像説明: 黄緑色(きみどりいろ)のジャンパーを着た男性が、天井に向かってまっすぐに伸びるトマトの前でインタビューに答える。

テロップ: ワンダーファーム 元木 寛(もとき ひろし) 社長

元木社長: まあ、8年間、われわれもですね、えー、1ヵ月も欠かさず、検査を、まあ、今も行ってきております。 でー…、これがまあ、今後もですね、検査をしたとしても、もう基準値をオーバーすることはないというのは、分かってはいるんですけれども。 それがまあ、消費者に対するですね、あの信頼関係につながっていくだろうと思って、それをやり続けています。

映像説明: 天井に向かってまっすぐに伸びるトマトの前で話を続ける元木社長。 「フラガール」と書かれたバーコードシールが貼られた箱に、細長い形をした赤いミニトマトが入っている。 別の箱には、赤、黄色(きいろ)、紫、緑の色とりどりのミニトマトが入っている。 天井に向かってまっすぐに伸びるトマトの前で、黄緑色(きみどりいろ)のジャンパーを着た元木社長が話を続ける。

テロップ: JGAP(ジェイギャップ) 食の安全や環境保全に取り組む農場に 与えられる日本版(にほんばん)の認証

元木社長: 2020年、オリンピックに向けて、 こうひとつの、おー、まあ要件にもなるんじゃないかという話もあってですね、まあ、そういったところを見据えて、JGAP(ジェイギャップ)を導入してます。 ぜひあのー、選手の方々に、こういった福島のものを供給して、あのー、日本の農産物の品質の高さをやっぱり知っていただきたいな、とは思っています。

映像説明: 道路沿いの生垣の奥に建つ西洋風の一軒家。三角屋根には煙突があり、白い大きな窓からオレンジ色(いろ)の優しい光が漏れる。 壁に掲げられた立体文字「HAGI」。文字の横に、丸の中に4つの四角形をひし形に配置した家紋のようなロゴマーク。

テロップ: HAGI フランス料理店 福島の食材にこだわったレストラン

ナレーション: こちらは、メニューのほぼすべてに福島の食材を取り入れた、HAGI フランス料理店。

映像説明: 黒っぽい陶器の皿に、薄緑(うすみどり)のふきのとうが2つ乗せられている。

テロップ: ふきのとう

ナレーション: これは、ふきのとう。

映像説明: たくさんのワイングラスと3本のワインボトル、料理皿などが置かれた白いテーブルクロスがかかった席。食事をしているジョーンズさんと眼鏡をかけた外国人男性、黒髪の男性の向かい側に、黒の長袖シャツの上に赤い半袖シャツを着た男性が座り、テーブルの奥では白いコックコートを着た男性が笑顔を見せる。 薄いグレーの大皿の真ん中に、イカとふきのとうの色鮮やかな料理が盛り付けられていく。

ナレーション: 春の訪れを告げる日本人(にほんじん)には、なじみの山菜だが、外国人はどう感じるだろうか?

映像説明: レストランのテーブル席で、グレーのニット帽をかぶったジョーンズさんがインタビューに答える。後ろに置かれた低い棚の上には、ワインボトルや家の形をしたランプなどが飾られている。

テロップ: アメリカ国旗 ウェブマガジン・ライター トレイシー・ジョーンズさん

ジョーンズさん・英語: ふきのとうは、初めて食べたが、皿の中で独特の存在感を持っていて、とてもおいしかった。

映像説明: コックコートを着たシェフが、鍋の油に衣をつけた魚を入れる。 茶色の大皿の上に置かれた手のひらほどの黒っぽい皿。さいの目に切った大根の上に、魚の天ぷらがのっている。

テロップ: メヒカリの天ぷら

ナレーション: 福島県産のメヒカリの天ぷら。地元の丸大根の上にのせて提供している。

映像説明: キッチンが見渡せるカウンター席に集まる一同。黒の長袖シャツの上に赤い半袖シャツを着た男性がまるまるとした大根を片手にのせ、キッチンのシェフと談笑している。

テロップ: ファーム白石(しらいし) 白石 長利 代表

ナレーション: この丸大根を作っているのが、こちらの白石さん。シェフとは、深い絆がある。

映像説明: 小さなガラスの器に入ったキャンドルが灯る白いテーブルに、「ザクザク食感(しょっかん)を残した ファーム白石(しらいし)の丸大根ドレッシング」と書かれた小瓶が3本置かれている。

ナレーション: それを示すのが、この丸大根で作られたドレッシングだ。

映像説明: 畑で撮られた写真。大きな緑の葉が茂る野菜畑(やさいばたけ)の前で、キャップを後ろ向きにかぶった白石さんと、コックコート姿のシェフが話をしている。 白いテーブルの上のドレッシング。「ザクザク食感(しょっかん)を残した ファーム白石(しらいし)の丸大根ドレッシング」と書かれたラベルの右下に小さく、「ファーム白石(しらいし)×HAGI フランス料理店」と書かれている。

ナレーション: 震災当時、販売が思うようにできなかった丸大根を、なんとか活用できないかと考えて、白石さんと二人三脚で生み出したものだ。

映像説明: レストランのカウンター席の前で、コックコート姿のシェフがインタビューに答える。 調理台。トングを使い、バットに入ったイカを寸胴鍋(ずんどうなべ)の湯の中に入れていく。 ふきのとうが載った薄いグレーの大皿に、ひと口サイズにカットされたイカが盛り付けられていく。 コックコート姿のシェフが、時折、笑顔を見せながらカウンター席の前で話を続ける。

テロップ: HAGI フランス料理店 萩 春朋 オーナーシェフ

萩オーナーシェフ: 今まであの、目の前に食材なんて当たり前にあると思ってたんですね。 ですがあの、やはり、震災があって、目の前に食材が、あったと思ったものが全部無くなったんですね。 目の前のおいしいものをシンプルに食べてもらう、そういうことが、すごく重要だと気付きました。 ま、生まれ育った福島。お魚もおいしいし、山のものもおいしい。 えー、これをですね、あのー、やっぱり世界に発信していきたいな、と思って。 おいしいから福島に行ってみようとか、そういうふうな、あのー、街づくり、を、していきたいなと思います。

映像説明: 木造平屋の日本家屋(にほんかおく)。引き戸の前にしめ縄がかけられた杉玉(すぎだま)がつるされている。引き戸の横には大樽(おおだる)が立てかけられ、屋根の排気口からは、白い蒸気がもうもうと上がっている。 天井の太い木のはりがむき出しの室内。湯気が立ちこめる作業場(さぎょうば)に、青いビニールがかけられた大きな樽が置かれている。その奥で、白い衛生帽に白衣姿(はくいすがた)の従業員たちが作業をしている。

テロップ: 福島県 古殿町(ふるどのまち)

テロップ: 豊国酒造 江戸時代創業(そうぎょう)の180年続く酒蔵

ナレーション: 江戸時代創業(そうぎょう)の豊国酒造。 180年にわたって酒造り(さけつくり)を行っている。

映像説明: 2人の従業員が、大きなシャベルで湯気の立つ米をすくい、白い布が敷かれたステンレスのケースに移していく。 白い布の上に米(こめ)が広げられた部屋。不織布(ふしょくふ)のキャップで頭髪を覆った男性が、青い手袋をした手で米を押し広げている。 白い布をかけた大きな台に広げた米(こめ)の一部を集め、そのなかに先のとがった温度計を差し込む。

ナレーション: 手作業にこだわり、職人の感覚を大事にしながら、温度や時間はデータで管理する、伝統と現代感覚を併せ持つ方法を採用している。

映像説明: 緑色(みどりいろ)の巨大なタンクが並んだ部屋。黒いジャンパーを着た男性の前で、ジョーンズさんと眼鏡をかけた外国人男性、黒髪の男性が手にした資料を見ながら説明に耳を傾けている。 身振りを交えて話をする黒いジャンパーを着た男性。後ろには太いプラスチックのパイプが伸び、奥の部屋にはさまざまな機械が置かれている。

テロップ: 豊国酒造 矢内 賢征 蔵元

ナレーション: 今回のインフルエンサーの訪問で、海外展開へのヒントが得られたと、9代目蔵元の矢内さんは言う。

映像説明: 日本家屋(にほんかおく)の前。黒いジャンパーを着た矢内さん(蔵元)が、すりガラスがはめ込まれた格子戸の前でインタビューに答える。 白いタンクと緑色(みどりいろ)のタンクが並んだ部屋で、通訳の女性を介して話しをしている矢内さん(蔵元)とジョーンズさん。話をしているジョーンズさんのアップ。 緑色(みどりいろ)や青、白の巨大なタンクが置かれた建物のなか。ジョーンズさんがタンクにカメラを向ける。 白いタンクと緑色(みどりいろ)のタンクが並ぶ部屋。ジョーンズさんたちがベージュ色(いろ)のジャケットを着た女性の説明を聞きながら、正面を見つめている。隣には同じ方向にカメラを向ける眼鏡をかけた外国人男性。 日本家屋(にほんかおく)の前で、矢内さん(蔵元)の話しが続く。

矢内さん(蔵元): 日本(にほん)の方(かた)が、実際、蔵を見て、興味を持つ部分と、海外の人がいらっしゃって、見て、その興味を持つ部分というのは、微妙に違うんだなというのは、すごく思いました。 例えばその、どういう建物なのかとか、その歴史の部分とか、興味を持ってくれるんだなと。 (今回の来訪は)海外展開をしていく中で、すごく参考になるなと。

映像説明: フックのついた白い壁の前で、眼鏡をかけた外国人男性がインタビューに答える。

テロップ: フランス国旗 カメラマン ルカ・リュさん

リュさん・英語: 日本酒(にほんしゅ)がいかに情熱をもって醸造されているか、というストーリーを説明できれば、 すばらしい風味を持つ日本酒(にほんしゅ)の人気は、(フランスで)ますます高まるだろう。

映像説明: 日本家屋(にほんかおく)の前で話をしている矢内さん(蔵元)の様子。

ナレーション: さらに、矢内さんは、東京オリンピックについても意欲を示している。

映像説明: 日本家屋(にほんかおく)の前で話をする矢内さん(蔵元)。 黒い背景に4本の日本酒(にほんしゅ)の瓶。緑の瓶に金色のラベルが付いたものが2本、白い瓶に白いラベルが付いたものと、透明の瓶に黒いラベルが付いたものが1本ずつ。どのラベルにも筆文字で「一歩己」の文字があり、その文字の横にひらがなで「いぶき」と書かれている。 日本家屋の前で、矢内さん(蔵元)が話しを続ける。

矢内さん(蔵元): 昨年、9月ぐらいに、その、メディア向けのレセプション、オリンピック委員会でやった、そのときに乾杯で「一歩己(いぶき)」を実は使っていただいてたんですよ。 2020年、もちろん、福島でも開催されるので、どっかで飲んでもらえたら、やっぱりうれしいですね。

映像説明: ござを敷いた広い部屋。たくさんの赤いだるまが床に整然と並べられ、かごには、ビニールに包まれた小ぶりの黄色いだるまが入っている。3人の女性たちが床に座り、うつむきながら手に持っただるまに筆を入れている。 黒と白のチェックのエプロンをつけた女性がだるまを持ちながら筆を動かしている。女性の前には、顔のない手のひらサイズの赤いだるまが段ボールの板をはさんで2段に重ねて並べられている。

テロップ: 福島県 白河市

テロップ: 白河だるま総本舗 300年前から白河だるまを製造

ナレーション: およそ300年前から白河だるまを製造する、白河だるま総本舗。

映像説明: 床に置かれた、大きな赤いだるま。筆で黒々(くろぐろ)と描かれた太い眉毛、目の横の耳ひげ、鼻の横の太いひげ、口の下の細いあごひげがそれぞれ青い丸で囲まれる。「眉毛は「鶴」」、「耳ひげは「松」「梅」」、「ひげは「亀」」、「あごひげは「竹」」という説明が表示される。

ナレーション: 白河だるまは、幸福の象徴である、「鶴」、「亀」、「松」、「竹」、「梅」が顔に描写されているのが最大の特徴だ。

映像説明: わらを束ねた柱に、十数本の細い棒が突き刺さっている。棒の先には、黄色(きいろ)や水色に塗られた小さなだるま。

ナレーション: 伝統的なだるま以外にも、こんなカラフルなものも製造している。

映像説明: だるま作りの材料が置かれた部屋。茶色のセーターを着て、藍染めの前掛けを付けた女性が、手に持った小さな水色のだるまに筆を入れている。女性の前にはシートや木製のテーブルの上に水色のだるまが100個以上並べられている。だるまは卵くらいの大きさ。そばには、少し大きめのピンクのだるまが4体、金色のだるまが2体置かれている。 手に持った薄いピンクの小さなだるまに色を付ける女性。だるまには、濃いピンクの桜の花びらが描かれている。

ナレーション: 震災を契機に、さまざまな色に想いを込めた復興祈願のだるまとして人気に。

映像説明: 大きな窓に囲まれた明るい部屋。窓際にある木製のテーブルの上に、赤の四角いカプセルトイの機械が置かれている。 カプセルトイの機械の上半分、透明になっているケース部分に丸いカプセルがいくつも入っている。正面には赤いだるまのイラストと、「だるみくじ」、「一回五百円」と書かれた紙が貼られ、その下には丸いレバーと取り出し口(とりだしぐち)が付いている。

ナレーション: さらに、去年から新たな試みとして、カプセルトイのだるまも販売している。

映像説明: ござを敷いた広い部屋。大小さまざまな大きさのだるまが置かれていて、窓際にはわらを束ねた柱が数本ぶら下げられ、細い棒の先にだるまが刺さっている。その部屋の前で、黒い服を着た男性がインタビューに答える。 木目調の机の上に、開いたカプセルと赤い座布団にのった小さな緑色(みどりいろ)のだるま、おみくじが置かれている。 赤い座布団にのった小さな緑色(みどりいろ)のだるまのアップ。 赤い縁取り(ふちどり)の入った白い横長の紙には、上のほうに横書きで、「すごく大吉」、中央に縦書きで「服は、太りはじめを教えてくれる」と書かれ、左隅に赤いだるまのイラストが描かれている。 ござを敷いた広い部屋の前で、話を続ける黒い服を着た男性。 両目の入った赤いだるまが段ボールの板の上にずらりと並び、3段に重ねられている。 ござを敷いた広い部屋の前で、黒い服を着た男性の話が続く。

テロップ: 白河だるま総本舗 十四代目 渡邊 高章(わたなべ たかあき) さん

渡邊さん: もっとなんか、簡単に手軽に楽しく手に取ることって、だるまってできないのかなーと思っててですね、 そこでエンターテインメント感とか、なんか、よりちょっと、ワクワクするというか、やってて楽しくて、さらに、おみくじとかが出てくる方(ほう)が、やっぱりお客さんとしては楽しいかなーと思っていて、スタートしたのが、もう昨年になりますね。 やっぱり、だるまってその必勝祈願とか、あのなんだろ、勝ち負けがあるところには、意外と親和性が高いので、 そういったところでは、あのー、(オリンピックと)絡ませることができないかな、とは考えております。

映像説明: 街灯のともる、人気(ひとけ)のない夜の町。川沿いに立つ数軒の建物から明かりが漏れる。

テロップ: 土湯温泉

ナレーション: 震災後、観光客が激減し、立て直しが迫られている土湯温泉。

映像説明: 大きな窓のある建物の外観。窓には縦に細い間隔で木の格子がはめこまれている。その横には照明のついたエントランス。出入り口の横に電飾看板(でんしょくかんばん)が掲げられている。 真っ暗な夜に光り輝く電飾看板(でんしょくかんばん)。緑色(みどりいろ)、薄いピンク、黄色(きいろ)の、太さの異なる横じまのロゴが描かれ、「YUMORI ONSEN HOSTEL by SANSUISO(さんすいそう)」と書かれている。

テロップ: 福島市

テロップ: YUMORI ONSEN HOSTEL 一人でも気軽に泊まれる温泉付きゲストハウス

ナレーション: そんな状況のなか、去年10月に新たなコンセプトの宿がオープンした。YUMORI ONSEN HOSTELだ。

映像説明: 木製の机と椅子が並ぶ広々としたラウンジ。窓際の席には10人ほどの日本人(にほんじん)が、中央の席には外国人の男女が座り、食事をしている。奥にはキッチンスペースが設けられている。 黒いパーカーを着たショートヘアの女性が、焼き目のついた餃子を載せた皿を持ち、笑顔を見せる。

ナレーション: YUMORI ONSEN HOSTELは、使われなくなった旅館をリノベーションして、従来の旅館とは異なるコンセプトで営業しているのが特徴だ。

映像説明: キッチンの反対側には、天井まで伸びる背板(せいた)のない作り付けの棚。碁盤の目のように仕切られ、本や小物などが並ぶ。棚の前のスペースには、ストーブを囲むようにテーブルと椅子が置かれている。 大きな白いキッチンカウンターに集まり、笑顔を見せる5人の若い女性たち。カウンターの上には植木鉢の花、ポット、水切りかごなどが置かれている。黒いパーカーを着たショートヘアの女性が食材の入った黄色いざるを持ち、隣にいる女性が包丁で食材を切っている。 カーテンのかかっているドミトリーの小さな入り口。部屋の奥には荷物台とライト。二段ベッドのよになっていて、上の段にははしごで上って入るようになっている。斜め下にはもう一つの小さな入り口。カーテンの隙間から布団が見える。

ナレーション: 解放的なラウンジ、食材を持ち込んで自由に使えるキッチン、格安で泊まれる部屋など、従来の旅館には無かった試みが目立つ。

映像説明: 室内。こけしの民芸品が飾られたクリーム色(いろ)の壁の前で、濃紺のスーツを着た男性がインタビューに答える。 ラウンジのテーブル席でくつろぐ外国人の男女。テーブルにはビール瓶が2本、グラスが2つ置いてある。 別のテーブル席を囲む十数人の日本人(にほんじん)のグループ。グレーヘアの男性や、ショートヘアの女性たちがホットプレートを囲んで談笑している。 日本人のグループの隣では、白いシャツにジーンズ姿の外国人女性と、緑色(みどりいろ)のニット帽にグレーの半袖シャツにジーンズ姿の外国人男性が食事をしている。 こけしの民芸品が飾られたクリーム色(いろ)の壁の前で、濃紺のスーツを着た男性の話が続く。

テロップ: 山水荘 渡邊 利生(わたなべ りお) 常務

渡邊常務: 既存の1泊2食の旅館とは、真逆な形をちょっと目指してみて。 なんかこれからは、ほんとに1人旅が主流になってくるんで、なんかいろんな出会いと交流をできるような形で。 東京オリンピック・パラリンピックのときに、たくさんの外国人のお客様が、あのー、日本(にほん)に訪れますから。 少しでも(すこしでも)オリンピックを盛り上げられる、新しい福島を発信できる役割を果たせるんじゃないかなと期待して、今、頑張ってます、はい。

映像説明: 大きなスクリーンのあるホール。壇上には、スクリーンを背にスーツ姿の4人の男性が座っている。 チャコールグレーのスーツを着て口ひげを生やした加藤さんが、座ったままマイクを握り、話をしている。

テロップ: 2019年3月2日 ジェトロ福島25周年×Jヴィレッジ再開記念シンポジウム 主催:Jヴィレッジ ジェトロ福島

ナレーション: 一方、インバウンド促進を目指して、Jヴィレッジではシンポジウムが開催された。

映像説明: ホールには机がびっしりと並べられ、会場は満席。スーツ姿の人や、青いユニフォーム姿の若者たちが話を聞いている。 白いシャツを着て、黒縁眼鏡をかけた男性が話を聞きながらメモを取っている。 壇上で話をする加藤さんの右隣には、白髪の外国人男性。さらにその右隣には、グレーヘアの日本人男性が座っている。

映像説明: 首都圏や地元などから130名あまりが参加し、Jヴィレッジを核にした、地方創生の実現に向けて、近隣住民の意見も交えて、議論が行われた。

映像説明: 壇上でマイクを握り、集まった人たちを見ながら話をする加藤さん。 じっと話に聞き入る参加者たち。 壇上の加藤さんが、手振りを交えながら話を続ける。

テロップ: 元日本(もとにほん)サッカー協会 復興支援特任コーチ 加藤 久(かとう ひさし) さん

加藤さん: 人が集まる、その動機になるものを、どう作るかっていうところは、1つはイベントで。 (Jヴィレッジ)単体でやるっていうことの限界があると思うんですよ。 行政の皆さんと、どう、一体となるプランを、まずその、考えるかと(が重要)。

映像説明: 加藤さんの右隣に座る白髪の外国人男性がマイクを握り、話をする。

テロップ: 世界最大のユースサッカー大会 ゴシアカップ デニス・アンデション 事務局長

アンデション事務局長・英語: Jヴィレッジは、サッカーをプレーするのに、総合的にみて最高の場所のひとつだ。 Jヴィレッジは、地域の将来的発展に貢献できる。

映像説明: 上空から見た、緑豊かなJヴィレッジ。海に程近く、緑豊かな木々(きぎ)に囲まれた広大な敷地に、大きな建物と駐車場。その奥には美しい緑の芝のサッカーグラウンドがいくつも整備され、青い競技用トラックに囲まれたグランドの向かいには、ドーム屋根の白い建物が建っている。敷地の周りの木々(きぎ)の向こうには、白い煙突が3本立っていて、その先に青い海が広がっている。(映像提供 Jヴィレッジ) クリーム色の建物とグレーの建物や青い競技用トラックに囲まれた芝のサッカーグラウンド。道路を挟んで(はさんで)向かい側に、白いドーム屋根の建物。(映像提供 Jヴィレッジ)

ナレーション: 福島復興のシンボルとして、インバウンド促進の大きな役割を担うJヴィレッジ。

映像説明: J‐VILLAGE(ジェイ ヴィレッジ)の、サッカーグラウンドに程近いテラスで、グレーヘアの男性がインタビューに答える。

ナレーション: 今後のあるべき姿を副社長の上田さん(うえださん)に聞いた。

テロップ: Jヴィレッジ 上田 栄治 副社長

上田副社長: Jヴィレッジは、あー…、日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設されたんですけども、 そこのところは、われわれのバックボーンとして持っていてですね、サッカーを中心に多くのスポーツを楽しんでいただきたいっていうところですね。 そして、あの、地域の近隣の自治体の方々が、気軽にまたおいでいただいて、老若男女が集まる場所にしていきたい、というふうに思います。

スタジオの宮瀬キャスター: 東京オリンピック・パラリンピックでは、野球とソフトボールが福島県で開催されることになりました。2020年に向けたインバウンドの取り組みが、福島復興の一層の追い風になることを期待したいですね。

映像説明: 宮瀬キャスターがお辞儀をする。

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