備考

最終更新日:2023年12月15日

備考

マレーシアでは、「マレーシア計画」と称する中期計画を5年ごとに策定。直近のものは、2021年にイスマイル・サブリ政権が発表した第12次マレーシア計画である。

2021年から2025年の5カ年計画となる「第12次マレーシア計画」は、当初2020年8月に議会提出の予定だったが、新型コロナウイルス流行や首相の交代などの影響により、2021年9月27日に提出された。経済の再生、治安・福祉・包摂性の強化、持続可能性の追求を3つの基本的な柱とし、2030年までの高所得国入りを目指している。政策面では、将来に向けた人材育成、技術導入の加速と技術革新、コネクティビティ拡大と交通インフラ、公共サービスの強化の4つを中心に据えている。

2023年9月11日、第12次マレーシア計画の中間レビューが公表された。同中間レビューでは、マレーシアを先進的で繫栄した国に発展させるだけでなく市民の名誉と尊厳を取り戻すための政策と戦略の見直しが盛り込まれている。また、3つの重要なテーマとして持続可能性の強化、豊かな社会の構築、高所得国家の達成を掲げている。

マレーシア首相府:第12次マレーシア計画 "TWELFTH MALAYSIA PLAN 2021-2025外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます"
マレーシア経済省:第12次マレーシア計画中間レビュー ″MID-TERM REVIEW TWELFTH MALAYSIA PLAN 2021-2025外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます