WTO・他協定加盟状況

最終更新日:2023年08月18日

WTO(1995年1月1日加盟、ただし、GATT加盟は1948年1月1日)
EUを2020年1月31日23時(中央ヨーロッパ時間2月1日0時)に離脱、2021年1月1日から英EU通商・協力協定が暫定適用、同年5月1日から正式に発効。

英国は2020年1月31日23時(中央ヨーロッパ時間2月1日午前0時、以下は中央ヨーロッパ時間で記載)に離脱協定に基づきEUから離脱した。離脱協定による2020年末までの移行期間の終了間際となる2020年12月24日に、英国とEUは通商・協力協定で合意し、2021年1月1日から同協定が暫定適用、同年5月1日から正式に発効した。
WTOに対してはEU加盟国の一員として1995年1月1日にWTOに加盟したが、EU離脱後の2020年1月31日から単独の国として加盟している。

英国とEUの通商協定

2021年1月1日から暫定適用、同年5月1日から発効。

英国政府:英国とEUおよび欧州原子力共同体(EAEC)の通商・協力協定[TS No.8/2021])(UK/EU and EAEC:Trade and Cooperation Agreement[TS No.8/2021]外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

第三国との自由貿易協定締結状況

英国のEU離脱に伴う移行期間終了後より、EUと第三国との通商協定は英国には適用されないため、英国政府は個別に交渉を行ってきた。2023年8月1日現在、発効済みあるいは暫定適用を開始しているものは69カ国・地域。

日本とは既存の日EU経済連携協定を基盤としつつ、相互の利益を強化することを目的に日英包括的経済連携協定(日英EPA)を2020年10月23日に署名し、2021年1月1日に同協定が発効した。
ジェトロ:『日英EPA解説書』(「日EU経済連携協定(EPA)/ 日英包括的経済連携協定(EPA)について」ページ内)を参照。

CPTPPへの参加

英国は2021年2月1日、「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)」への加入要請を通報、2023年3月31日、加入交渉が実質妥結したことを発表し、7月16日、ニュージーランドで加入に関する議定書に署名した。英国政府は2024年後半の発効を見込んでいる。

英国政府:英国とCPTPP(The UK and the Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership (CPTPP)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
ジェトロの記事:「英国、CPTPP加入に向け正式署名、締結に向けた国内手続きへ」(2023年7月18日)

EUと関税同盟にある国との通商

アンドラとサンマリノとの貿易は英EU通商・協力協定に基づく。ただし、アンドラとの農産物貿易を除く。

英国政府:EU以外の国との自由貿易協定締結状況(UK trade agreements in effect外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
英国のEU離脱に関する情報は、ジェトロ「特集・英国のEU離脱と離脱後の欧州ビジネス環境の変化」を参照。

WTO:United Kingdom and the WTO外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

自由貿易協定、関税同盟、特恵貿易協定、その他の貿易協定

自由貿易協定、関税同盟、特恵貿易協定、その他の貿易協定については、次のウェブページから検索してご覧ください。
ジェトロ:世界のFTAデータベース