次世代を担う「ミレニアル世代」「ジェネレーションZ」―米国における世代(Generations)について―(2018年10月)

2018年10月31日

最終更新日:

「ミレニアル世代」の集中力持続時間は12秒、それに続く「ジェネレーションZ」のそれは8秒であるという。
米国で広く用いられている世代別定義によれば、「1981~96年までに生まれた人口(2018年時点で22~37歳の人口)」が「ミレニアル世代」、1997年以降に生まれた人口層が「ポストミレニアル世代」とされている(「ジェネレーションZ」とも呼ばれており、ここではこれを使う)。

本レポートでは、社会全体において存在感を増すこれらの世代を、マーケティングに限らず、人材、政治、教育の対象として捉えた際の傾向、及び関係する事例を取り上げている。

米国ではマーケティング戦略を展開する上で、ジェネレーションZに続く世代は「ジェネレーションα(アルファ)」と呼ばれており、ミレニアル世代の子供たちにあたる2010~2025年頃までに生まれた世代である。テキストメッセージよりも映像や音声によるコミュニケーションを好む傾向にある。

日本でも各年代に名前が付けられているが、ネガティブに語られることが多い。特に若い世代の特徴を、ポジティブな視点で捉え、それが経済だけでなく、政治、教育においても反映されることが、より良い未来の形成のために求められると考える。

シリーズ名:
ニューヨークだより
発行年月:
2018年10月
作成部署:
ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
28ページ

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