更新情報スペインの遺伝子検査・診断会社Igenomixが東京に日本法人を設立

2017年10月18日

Igenomix外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(アイジェノミクス)は遺伝子検査・診断を行うスペイン企業。同社はオリジナルの子宮内膜着床能検査(ERA)、残留受胎生成物検査(POC)、または海外向けの着床前診断、着床前スクリーニング(PGD、PGS)などを主力サービスとする。なお、日本ではすでに複数の検査施設、企業らによる遺伝子検査サービスが提供されているが、着床前診断(PGD)は日本産婦人科学会の倫理委員会に認可された症例で実施可能とされ、2017年2月に同学会による「着床前スクリーニング」(着床前検査)の臨床研究への着手が発表されるなど、日本では比較的新しい分野として、不妊に悩む夫婦の増加などを背景に注目を集めている。

Igenomixのロゴ

同社CSO(最高科学責任者)でバレンシア大学教授のカルロス・シモン氏は、慶應義塾大学との共同研究を行っているほか、日本生殖医学会に基調講演のスピーカーとして招待されている。海外においては米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、インド、ドバイ、イギリスとアルゼンチンに自社の検査施設を有する。

同社は日本の不妊治療への需要が世界的に見てもかなり高いことから、日本でIVFセンターやクリニックからの依頼に応じた検査を行うため、2017年3月に東京に株式会社アイジェノミクス・ジャパンを設立した。今後は日本からアジア・大洋州地域を統括する。

ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)では、同社の日本拠点設立に際し、IBSCテンポラリーオフィスの貸与、専門家コンサルテーション(登記、税務、労務)の提供、衛生検査所設立のための規制や、検体輸出入に係る情報提供、サービスプロバイダ紹介(行政書士、税理士、社会保険労務士、不動産会社、人材紹介会社)、などの支援を提供した。


企業イメージ


検査室内部の様子

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