テレビ局の送信機器への本格的な投資はこれから−中南米の地デジ関連ビジネス動向(9)−

(コスタリカ)

中南米課

2013年04月04日

地上デジタルテレビ放送の日本・ブラジル方式(ISDB−T)での放送開始に向け、送信機や無線中継伝送装置(FPU)などのインフラを整備しているのは、国営テレビ・ラジオ放送(SINART)と、レプレテル、テレティカなどの大手民間テレビ局だ。デジタル放送の許認可付与が遅れ、家庭への受信器普及も進んでいないため、各局の送信インフラの整備は最大の人口を抱える中央地域をカバーする機材の調達にとどまっている。全国的なインフラ整備はまだこれから、といった状況だ。コスタリカ編の最終回。

ビジネス短信 515bb0d970cb0

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。