酪農品も米国市場の魅力が薄れ輸入は減少−米豪FTAに基づく農産品貿易(2)−

(オーストラリア、米国)

北米課

2014年05月08日

米オーストラリア自由貿易協定(米豪FTA)に基づく米国のオーストラリアからの農産品輸入についての後編。酪農品は、FTAの関税割当枠が永久に拡大していくが撤廃はされないため非自由化品目だと位置付けられており、枠外は最恵国待遇(MFN)税率が適用される。ただFTA発効後、割当枠を使い切るほどに輸入が増えているわけでもない。米政府は、オーストラリアが、特に酪農品で米国市場ではなく新興国市場を目指すようになった点を指摘している。

ビジネス短信 5350eccf080e8

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