起業家支援とハイテク大学誘致でシリコンバレーに対抗−ニューヨーク経済セミナーにみる州・市の経済開発戦略−

(米国)

ニューヨーク事務所

2014年10月08日

シリコンバレーに対抗するべく、ニューヨークはハイテク産業の支援に力を入れている。州と市はそれぞれ起業家支援のプロジェクトを立ち上げ、優遇税制やオフィススペースの提供、賞金を掲げた大会の開催などで誘致を行う。2011年には市内に最先端の工科大学を設立するため、世界中の大学から候補を募り米コーネル大学とテクニオン・イスラエル工科大学のコンソーシアムを選定した。産学官連携を重視した新産業育成で市の競争力を高める狙いだ。ジェトロは9月19日、ニューヨーク州・市の開発担当者、新工科大学教授、スタートアップ企業創設者を講師に招き、「ニューヨーク経済セミナー」を開催した。その概要を報告する。

ビジネス短信 54324b1a6c278

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