太陽光と風力中心に2020年までに4割に引き上げる計画−再生可能エネルギーめぐるアフリカ諸国の現状と今後(2)−

(モロッコ)

ラバト事務所

2015年03月18日

モロッコは近年の経済成長に伴う旺盛な電力需要に対応すべく、2013年は電力総供給量の約17%をスペインから輸入したのに加え、発電容量の約7割を輸入燃料に依存しているため、財政負担となっている。2020年を目標に石油・石炭の割合を4割未満に抑え、太陽光と風力発電の推進で再生可能エネルギーの割合を4割、液化天然ガス(LNG)を2割に引き上げる計画で、一部事業が始まっている。また政府は、独立系発電事業者(IPP)として日系企業を含む外国企業の参入促進にも注力している。

ビジネス短信 550100dc445c0

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