石油輸出は減少するも国内消費は増加の一途−国営石油公社頼みの経済(6)−

(ベネズエラ)

カラカス事務所

2015年04月13日

2013年、国営石油公社(PDVSA)の石油輸出は日量243万バレル(原油194万バレル、石油製品49万バレル)で前年比5.6%減少した。一方、石油、天然ガス製品の国内消費は日量70万バレルで3.2%増加した。石油、天然ガス製品の国内販売価格は安く、消費量は増加の一途だ。国内での消費量増加は間接的に輸出減少の要因といえるだろう。シリーズ6回目は、石油製品の輸出と国内消費について。

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