AI産業の一大集積地目指し、外国企業誘致を重視-北米における投資事例と州の取り組み(ケベック州)-

(カナダ)

トロント発

2017年10月25日

ケベック州で最大の人口を誇るモントリオールは、ディープラーニングの先駆者の1人、ヨシュア・ベンジオ・モントリオール大学教授を筆頭に、人工知能(AI)の先進地域として多くの研究者や学生が集まっている。最近では、名だたるIT企業が次々とモントリオールに拠点を開設している。また、設立から1年足らずのモントリオールのAI企業が1億カナダ・ドル(約90億円、Cドル、1Cドル=約90円)を超える資金を調達し、話題となった。モントリオールの投資誘致機関は、地元で学んだ優秀なAI人材の雇用を確保するために、AI産業関連の外国企業誘致に力を入れている。

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