カリフォルニアが州別受け入れ先で1位を維持-北米における投資事例と州の取り組み(総論1)-

(米国)

ニューヨーク発

2017年10月17日

米国への外国直接投資は、好調な経済を反映して高い水準で続いており、州ごとにさまざまな動きがみられる。主要州における外資系企業や、最近の主な日系企業の進出事例、州政府の投資誘致の取り組みなどをシリーズで報告する。1、2回目は総論で、全般的な投資の動向について。2016年のM&Aを含む全体の投資額では、欧州勢や中国が上位を占めたものの、日本はグリーンフィールドでカナダに次ぎ、存在感を示した。州別にみると、例年どおりカリフォルニアが最大の投資受け入れ先で、イリノイ、ニューヨーク、テキサスと続いた。

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