輸出増と通貨安定を背景に景気は回復基調-2018年の経済見通し-

(モザンビーク)

マプト発

2018年02月26日

モザンビーク政府は2017年と2018年の実質GDP成長率について、それぞれ5.5%、5.3%との見通しを示した。一方で、世界銀行は2017年のGDP成長率を3.8%から3.1%に下方修正し、2018年は3.2%の見通しだ。好調な石炭輸出と通貨メティカルの安定に支えられ、景気は回復基調にあるものの、公的部門の非開示債務問題を背景とする政府への信頼性の低下による投資額の減少、IMFの支援停止に伴う財政緊迫と歳出増加の見込みから、2018年の経済も緩やかな成長となる見通しだ。

ビジネス短信 fe0bfd353277293e

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