上半期の新車販売、前年同期比3割増に

(ミャンマー)

ヤンゴン発

2019年08月01日

ミャンマー自動車協会によると、2019年1~6月の新車販売台数は8,859台で、前年同期比29.1%増となった。内訳は、乗用車が7,315台(前年同期比37.0%増)、商用車が前年並みの1,522台(1.4%増)と、乗用車が伸びている。

メーカー別販売台数は、乗用車で首位のスズキが4,428台(57.2%増)、2位のトヨタが1,346台(33.3%増)、商用車では首位のスズキが913台(19.7%増)、2位のトヨタが203台(34.7%減)となっており、国内生産を行っているスズキが好調だ。

2019年1~6月の国内生産台数は7,620台(前年同期比62.7%増)で、内訳は、乗用車が6,320台(69.0%増)、商用車が1,300台(37.9%増)と、やはり乗用車の伸びが顕著だった。

メーカー別生産台数は、乗用車では首位のスズキが5,578台(70.2%増)、2位の日産が510台(48.7%増)、商用車では首位のスズキが990台(36.7%増)、2位のフォードが310台(41.6%増)と、各メーカーとも生産台数を増やしている。スズキはティラワ経済特区に第2工場を構えているが、生産台数が最大生産能力に近づいており、今後どのタイミングで工場を拡張していくかが注目される。

(草苅貴)

(ミャンマー)

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