飲食店の閉鎖、夜間外出禁止など規制を再強化

(ベルギー)

ブリュッセル発

2020年10月21日

ベルギー連邦政府は10月16日、新型コロナウイルスの感染者数の増加に伴い、医療体制が逼迫しているとして、拡大防止に向けた強化策を発表した。同発表によると、現在、集中治療室の患者に占める新型コロナウイルス感染患者の数は3月末の2.5倍に上るという。新たな措置は以下のとおり。10月19日から1カ月間適用され、その後、感染状況を再評価し、規制の継続または緩和を決定する。

  • 至近距離で接触できる人数を1カ月間で1人(同居人を含まず)までに制限する。
  • 個人的な集まりは2週間で最大4人までとする。
  • 公共の場での集まりは最大4人までとする。
  • テレワークが可能な職務については、企業活動および業務管理に影響がない範囲で、テレワークを標準的な勤務形態とする。
  • マルシェや小規模な祭事の開催は可能だが、飲食は禁止とする。のみの市や骨董(こっとう)市、クリスマスマーケットは禁止する。
  • カフェやレストランは閉鎖する。テークアウトの営業は午後10時まで可能。ケータリング業者を利用した宴会の開催は禁止する。ただし、ホテルの宿泊客向けのものと葬儀後の集まり(最大40人)は禁止の対象外。これらの措置は4週間有効で、2週間後に再評価する。
  • ナイトショップの営業は午後10時までとし、午後8時以降のアルコール飲料の販売は禁止とする。
  • 通勤や緊急の通院などを除き、深夜午前0時から早朝の午前5時までは外出禁止とする。

屋内でのスポーツや文化事業については、現状の衛生プロトコルを維持し、10月23日に評価を行う。また政府は、行政措置により閉鎖を余儀なくされた事業者や従業員向けの支援を実施していく点も強調した。

(大中登紀子)

(ベルギー)

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