疾病管理庁、「サル痘」を第2級感染症に指定、感染者は隔離義務

(韓国)

ソウル発

2022年06月09日

韓国の疾病管理庁は6月8日、「疾病管理庁長が指定する感染症の種類の告示」を改正し、同日付けで「サル痘」を第2級感染症に指定した(注)。これにより、感染者は当局への申告、疫学調査の対象となり、入院治療、隔離義務も課される。

同時に、「感染症の診断基準の告示」「疾病管理庁長が『緊急検疫措置が必要』と認定する感染症の告示」を一部改正し、サル痘の管理・対応体制の基盤を構築した。

(注)サル痘は5月31日から時限的な第1級感染症として指定されていたが、今回、恒久的な第2級感染症に指定された。

(当間正明)

(韓国)

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