4~8月の外国直接投資認可額は前年同期比51.0%減の約12億ドル

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2022年09月20日

ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した外国直接投資統計によると、2022年4月から8月までの外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)除く〕は、前年同期比51.0%減の12億3,086万8,000ドルとなった。

月別の投資認可額は、4月から6月までは1,000万ドルに満たない水準で推移した。

7月はシンガポールからの投資(10億8,647万1,000ドル)が牽引し、総額11億9,853万4,000ドルに伸ばしたが、8月の投資認可額は1,034万3,000ドルと低迷した。8月の投資認可額の国・地域別内訳は、香港(584万3,000ドル)、シンガポール(300万ドル)、中国(100万ドル)、台湾(50万ドル)だった(添付資料表参照)。

業種別にみると、8月には新年度に入って初となる農業分野の投資(100万ドル)が認可されたが、ほかは全て製造業(934万3,000ドル)の認可だった。この結果、4月から8月までの業種別投資認可額と全体に占める割合は、農業(100万ドル、0.1%)、畜産・水産(154万5,000ドル、0.1%)、製造業(1億2,085万2,000ドル、9.8%)、電力(7億240万3,000ドル、57.1%)、不動産(2,900万ドル、2.4%)、その他サービス(3億7,606万8,000ドル、30.6%)となった。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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