韓国、国内で2例目のサル痘感染者を確認
(韓国)
ソウル発
2022年09月06日
韓国疾病管理庁は9月3日、国内で2例目となるサル痘感染者を確認したと発表した(2022年6月23日記事参照)。患者は8月18日に欧州から入国した韓国人で、28日から発熱や頭痛、めまいなどの症状があり、9月1日に本人が保健所に連絡したところ、陽性が確認された。現在、患者は指定治療機関に入院中。症状は軽症で、容体は全般的に良好としている。
同庁は、全国17カ所の保健医療機関でサル痘診断と検査の態勢を整えているほか、5,000人分のワクチン(ジニオス)を確保し、504人分の経口テコビリマット治療薬を確保している(9月3日時点)。
また、手洗いやマスク着用といった基本的な防疫ルールの徹底に加え、サル痘発生国・地域から帰国後21日以内に症状が発生した場合は、疾病管理庁コールセンター(局番なしの1339)に問い合わせるよう呼びかけている。
(当間正明)
(韓国)
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