2022年度の4月から10か月間の外国直接投資認可額、前年同期比51.5%減

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2023年03月02日

ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した外国直接投資統計によると、2022年度の10カ月間(2022年4月~2023年1月)における外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)を除く〕は、前年同期比51.5%減の14億7,663万1,000ドルとなった。

1月の投資認可額は1,430万6,000ドルとなり、2022年度としては月別で3番目に高い額となったが、1億ドルを超えるレベルには達していない。

1月に投資認可を受けたのは3カ国・地域で、内訳は中国(新規投資9件を含む992万6,000ドル)、シンガポール(新規投資1件を含む326万7,000ドル)、台湾(新規投資1件を含む111万3,000ドル)だ。

1月に投資認可を受けた業種は製造業、電力、畜産・水産の3業種だった。2022年度の4月から2023年1月まで10カ月間の投資認可案件を業種別(認可額、全体に占める割合)でみると、電力(8億2,027万ドル、55.6%)が最も多く、以下、その他サービス(4億1,306万8,000ドル、28.0%)、製造業(2億114万8,000ドル、13.6%)、不動産(2,900万ドル、2.0%)、鉱業(700万ドル、0.5%)、農業(350万ドル、0.2%)、畜産・水産(184万5,000ドル、0.1%)、ホテル・観光(80万ドル、0.1%)となった。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

ビジネス短信 0a8b958a24732576