ダッカで過去最高水準の連日40度超えの猛烈な暑さ

(バングラデシュ)

ダッカ発

2023年04月19日

バングラデシュでは、過去最高水準となる気温40度超えの日々が続いている。4月に入って一気に上昇しているが(2023年4月13日記事参照)、現地報道は1965年以来58年ぶりの猛暑と伝えている(「プロトム・アロ」紙415日)。

バングラデシュ気象局外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますBMD)の発表によると、416日のダッカの最高気温は41.3度まで上がり、夜間の湿度は13%と低い。そのため、同紙は、体感温度は43度とさらに高くなると報じている。

ある日系企業の駐在員は「かつて経験したことのない暑さで、少し外に出ただけでも猛烈な日差しと暑さで危険を感じるほどだ。冷房なしでは室内にいることもできない」と話している。ラマダン(断食月)は残り1週間となったが(2023年3月27日記事参照)、同報道によると、あと数日は猛烈な暑さが続くとのことで、外出時には十分な水分補給や日よけ対策などが必要だ。

写真 猛暑のため日傘を差す通行人(ジェトロ撮影)

猛暑のため日傘を差す通行人(ジェトロ撮影)

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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