オンアライバルビザ取得時は必要書類の印刷を

(バングラデシュ)

ダッカ発

2023年05月10日

バングラデシュでは、新型コロナウイルス感染流行に伴って停止していた到着時ビザ(オンアライバルビザ、VOA)の発給が2022年5月17日から全面再開されており、VOAを取得して入国する出張者も増加している(2022年6月9日記事参照)。

VOA取得の際、VOA対応カウンターで必要書類〔招聘(しょうへい)状(注)、ホテル予約確認書、復路のEチケットコピー〕を提出・提示することが求められる。その際、出張者がスマートフォン画面で必要書類を提示したところ、印刷した書類の提示を要求されるケースが散見される。ジェトロが複数の入国者にヒアリングを行ったところ、印刷した書類の持ち合わせがない場合、空港2階のITセンターでの印刷を指示されるのが一般的のようだ(5月9日)。

無用なトラブルを避け、スムーズなビザ取得・入国を行うためにも、必要書類については事前に印刷したものを持参することを推奨する。

(注)ビジネス目的の場合に必要。観光目的の場合、招聘状の提出は不要で、必要書類はホテルの予約確認書、復路のEチケットのみ。

(薄木裕也)

(バングラデシュ)

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