2023年度4~7月の外国直接投資認可額、前年同期比61.7%減

(ミャンマー)

調査部アジア大洋州課

2023年08月28日

ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した外国直接投資統計によると、2023年度47月の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)除く〕は前年同期比61.7%減の46,7793,000ドルとなった(添付資料表参照)。

7月の投資認可額は45,4195,000ドルだった。月の投資認可額としては同年度初の1億ドル超えとなった。

投資認可を受けたのは5カ国で、内訳はシンガポール(新規3件を含む33,3466,000ドル)、中国(新規4件を含む11,5653,000ドル)、香港(3159,000ドル)、台湾(120万ドル)、英国(717,000ドル)だった。

7月には3業種で同年度初の投資認可が出された。内訳は、電力(新規2件を含む31,7178,000ドル)を筆頭に、運輸通信(7,782万ドル)、畜産水産(2,305万ドル)。製造業も新規5件を含む3,6147,000ドルが認可された。

2023年度4カ月間の外国直接投資認可額の業種別内訳は、電力(67.8%)、運輸通信(16.6%)、製造業(10.4%)、畜産水産(4.9%)、農業(0.2%)だが、サービスをはじめ、建設、ホテル観光、不動産などの7業種で外国直接投資はいまだ認可されていない。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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