パレスチナのアッバース議長、エジプトとヨルダンの首脳と会談

(パレスチナ、エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、イスラエル、米国)

テルアビブ発

2023年08月22日

パレスチナ自治政府(PA)のマフムード・アッバース議長は814日、訪問先のエジプトのエル・アラメインで、アブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王と首脳会談を行い、パレスチナ問題の現状について議論を行った。

会談後に発表された首脳声明外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、3首脳はイスラエルによるパレスチナ占領を終わらせ、パレスチナ人が第3次中東戦争前の196764日時点の国境線に沿って東エルサレムを首都とする独立国家樹立の権利を取り戻すこと、また、国連の諸決議に基づいてパレスチナ難民問題を解決する必要があることなどを強調した。

サウジアラビアはパレスチナの非居住大使を任命

米国の仲介によるイスラエルとサウジアラビアの国交正常化に向けた動きが注目されている中、サウジアラビア政府は812日、駐ヨルダンのナイーフ・アル・スダイリ大使をパレスチナの非居住大使兼在エルサレム総領事に任命したことを発表した。

写真 ヨルダンのパレスチナ大使館での信任状写しの手交に関するサウジアラビア外務省のX(旧ツイッター)でのコメント画面

ヨルダンのパレスチナ大使館での信任状写しの手交に関するサウジアラビア外務省のX(旧ツイッター)でのコメント画面

この発表に対し、イスラエルのエリ・コーエン外相は8月13日、イスラエルのラジオ番組「103FM」のインタビューで、エルサレムでのいかなる外交使節団の開設を許可しないと述べた(「i24ニュース」8月13日)。

(中溝丘、ガブリエル・ホドス)

(パレスチナ、エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、イスラエル、米国)

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