2023年度4~8月の外国直接投資認可額、前年同期比60.7%減

(ミャンマー)

調査部アジア大洋州課

2023年09月12日

ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した外国直接投資統計によると、2023年度4~8月の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)除く〕は、前年同期比60.7%減の4億8,415万5,000ドルとなった(添付資料表参照)。

8月の投資認可額は1,636万2,000ドルだった。月の投資認可額としては、4億5,000万ドルを超えた7月から反転して少額の認可額にとどまった。

投資認可を受けたのは5カ国で、内訳は中国(新規9件を含む1,141万2,000ドル)、シンガポール(新規1件を含む192万5,000ドル)、韓国(新規1件を含む124万1,000ドル)、香港(新規1件を含む107万3,000ドル)、米国(新規1件を含む71万1,000ドル)だった。

8月には製造業で新規11件を含む1,478万4,000ドルと農業で新規2件を含む157万8,000ドルの投資認可が出された。

2023年度5カ月間の外国直接投資認可額の業種別内訳は、電力(65.5%)、運輸通信(16.1%)、製造業(13.1%)、畜産水産(4.8%)、農業(0.5%)。サービス、建設、ホテル観光、不動産などの7業種で外国直接投資は認可されていない状況が続いている。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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