リビアで洪水発生、原油市場に影響も

(リビア)

カイロ発

2023年09月14日

リビア東部で、9月10~11日の豪雨により、洪水が発生した。リビア国営通信(LANA)によると、最も被害の大きい東部デルナでは、12日時点で死者は5,300人を超える。

リビアは産油国で、英国のエネルギー関連団体のエネルギー研究所(Energy Institute)によると、2022年の原油産出量は日量108万8,000バレル。アフリカの中ではアルジェリア、ナイジェリア、アンゴラに次いで多い。

現地報道では、リビアの石油輸出に使われる7港のうち1つが東部に位置し、長期にわたり閉鎖される見込みだという。12日のブレント原油価格の最高値は1バレル92.42ドルで、2023年に入って最も高い水準となった。米国メディアCNN(12日付)は、今回の洪水が原油の供給障害をもたらし、原油価格上昇につながると報じている。

(塩川裕子)

(リビア)

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