エチオピア航空、成田便を10月28日から増便、週6便へ

エチオピア航空は8月22日、韓国・仁川への運航を10月28日から週6便に増便すると発表した。併せて、韓国・仁川経由、成田～アディスアベバ間の運航も現在の週5便から、週6便に増便となる。公式予約サイトを確認すると、新たに水曜日（アディスアベバ発）と木曜日（成田発）のフライトを増便しており、週のうち成田～アディスアベバ間の運航がないのは月曜日（アディスアベバ発）と火曜日（成田発）のみとなる。当便の所要時間は、仁川での駐機時間を含めると、アディスアベバ発で14時間55分、成田発で17時間15分。

エチオピア航空は8月時点で、国際線の就航は133都市、総保有機材は146機以上と発表している。また、2023年に入り、米国アトランタ、デンマーク・コペンハーゲン、パキスタン・カラチへの便を相次いで就航開始した。さらに、当地の報道では、数カ月内にスペイン・マドリード、オランダ・アムステルダム、ロンドン・ガトウィック、ポルトガル・リスボン、ベトナム・ハノイ、中央アフリカ共和国バンギの6都市を就航地に加える予定と伝えられており（「エチオピアン・ニュース・エージェンシー」8月7日）、アフリカと世界を結ぶ空の便のハブとして機能を拡張している。

（中山泰弘）