2023度第2四半期までの外国直接投資認可額、前年同期比60.7％減

ミャンマー投資企業管理局（DICA）が発表した外国直接投資統計によると、2023年度4～9月の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区（SEZ）を除く〕は前年同期比60.7％減の4億8,766万4,000ドルだった（添付資料表参照）。

9月の投資認可額は350万9,000ドルで、月の投資認可額としては2023年度で2番目に低い水準となった。投資認可を受けたのは3カ国・地域で、内訳は中国（1件、130万5,000ドル）、マーシャル諸島（1件、130万ドル）、香港（1件、90万4,000ドル）だった。9月に投資認可を受けたのは全て製造業だ。

2023年度第2四半期までの外国直接投資認可額の業種別内訳は、電力（65.0％）、運輸通信（16.0％）、製造業（13.7％）、畜産水産（4.7％）、農業（0.5％）。サービス、建設、ホテル観光、不動産などの7業種で外国直接投資は認可されていない状況が続いている。

（アジア大洋州課）