現代自動車、第3四半期の営業利益は前年同期比2.5倍に

韓国の現代自動車は10月26日、2023年第3四半期（7～9月）の業績（連結ベース）を発表した。売上高は前年同期比8.7％増の41兆30億ウォン（約4兆5,103億円、1ウォン＝約0.11円）、営業利益は約2.5倍の3兆8,220億ウォン、当期純利益は約2.3倍の3兆3,030億ウォンだった（添付資料表1参照）。

世界市場の販売台数（卸売りベース）は前年同期比2.0％増の104万6,000台、内訳は北米が12.8％増の27万5,000台、インドが5.9％増の15万9,000台、欧州が7.9％増の15万3,000台、中南米が2.2％増の8万5,000台だった。一方、中国は33.8％減の5万6,000台、ロシアが39.0％減の1万1,000台と減少した。国内販売は2.8％増の16万7,000台だった（添付資料表2参照）。

なお、同期のエコカー〔ハイブリッド車（HEV）、電気自動車（EV）など〕販売台数（卸売りベース）は16万9,000台で、地域・国別では欧州5万7,000台、米国4万7,000台、国内4万2,000台などだった。

同社は第3四半期の業績について「北米、欧州、インドなどの主要地域で販売が堅調だった」とし、「特に営業利益は、販売台数の増加と高付加価値セグメントの販売比率の上昇で、大幅に増加した」と評価した。

（李海昌）