イスラエル・米国二国間産業研究開発財団、10のプロジェクトに960万ドルの資金提供

イスラエル・米国二国間産業研究開発（BIRD）財団は1月28日、同財団理事会が米国とイスラエル企業間の10件の新規プロジェクトに960万ドルの資金提供を承認したことを公表した。これらのプロジェクトは民間の資金も利用し、全プロジェクトへの投資総額は2,450万ドルに増加する。

BIRD財団は、さまざまな技術分野で米国とイスラエルの企業間の共同製品開発を推進している。研究開発から販売・マーケティングの初期段階に至るまで、プロジェクト予算の最大50％まで資金を提供する。

申請のあったプロジェクトは、米商務省の国立標準技術研究所（NIST）とイスラエル・イノベーション庁が任命した評価者が審査した。今回承認の10のプロジェクトは、アグリテック、バイオテクノロジー、エレクトロニクス、エネルギー、フードテック、ヘルスケア、IT（情報技術）、ライフサイエンスの各分野にわたる（添付資料表参照）。

BIRD財団の共同プロジェクトへの投資総額は、設立からの46年間で3億9,000万ドルを超え、100億ドル以上の直接・間接売上を生み出すのに貢献している。

（アンナ・ジュコブ、中溝丘）