ナイジェリア最大の総合見本市「ラゴス国際見本市2022」 ジェトロが3年ぶりにジャパン・パビリオンを設置し、参加日系企業19社を支援 ―アフリカ進出の日本企業が増加傾向、中小企業の参加率が過去最大に―

2022年10月27日

ジェトロは、2022年11月4日(金曜)~13日(日曜)にナイジェリア・ラゴスで開催される同国最大の総合見本市である「ラゴス国際見本市2022」に3年ぶりにジャパン・パビリオンを設置します。 ジェトロによるラゴス国際見本市への参加は今年で3年ぶり7回目となり、ビジネス環境の回復などを見込み、19社が出品します。ナイジェリアでその品質が高く評価されている自動車や精密機器、また、最近相次ぐ日本食レストランの開業によって注目を集めている日本産食品の出展も予定されています。

ナイジェリアは「アフリカの巨人」と呼ばれており、アフリカ最大の経済大国であるとともに、現在2.1億人の人口は2050年には4億人を突破すると予測される有望市場です。他方、脆弱なインフラや貧困問題、治安問題など数多くの課題も抱え、その発展のために世界からの市場への参画が求められています。

2019年8月に横浜で開催されたTICAD7(第7回アフリカ開発会議)では日本においてアフリカへの民間企業の進出がこれまでになく注目を集めました。今年8月にチュニジアで開催されたTICAD8(第8回アフリカ開発会議)では日本企業がアフリカの発展のために貢献できる技術や製品を紹介し、そのモメンタムを維持しました。
こうした状況下、ジェトロは、特に中小企業のアフリカビジネスへの参画を推進しており、ジャパン・パビリオンにおいても中小企業の参加数は、全出品企業19社中10社となるなど、中小企業の占める割合は過去最大となりました。ラゴス国際見本市への参加を通じて、これら中小企業等のアフリカビジネスがさらに拡大することが期待されます。また、ジェトロではジャパン・パビリオン内にイベントステージを設置し、出品企業によるプロモーションイベントを通して、ジャパン・ブランドの浸透およびパビリオンへの集客を図ります。

ラゴス国際見本市2022概要

展示会名
:ラゴス国際見本市2022
会期
:2022年11月4日(金曜)~11月13日(日曜)(10日間)8時00分~18時00分
会場
:TAFAWA BALEWA SQUARE タファワ・バレワ・スクエア
主催者
:ラゴス商工会議所(LCCI)
開催規模
:11,566㎡(2021年実績)
出品者数
:400社(2021年実績)
出品分野
:総合見本市 (全業種:食品、雑貨、家電、自動車、保険、建設、機械、ICT、アパレル、サービス等)
来場者数
:約73,000人(10日間合計/2021年実績)

ジャパン・パビリオン概要

会期
:2022年11月4日(金曜)~11月13日(日曜)(10日間)9時00分~18時00分
会場
:TAFAWA BALEWA SQUARE タファワ・バレワ・スクエア
主催者
:ジェトロ
開催規模
:1,500㎡
出品者数
:400社(2021年実績)
出品者数
:19社(中小企業:10社 大企業:2社 現地法人:7社)
出品分野
:食品、飲料、日用品、美容品、工業品、業務用電化製品、家庭用電化製品、車、 医療関連機器等
特徴
  • 出品者のうち中小企業の占める割合が過去最大。
  • ジャパン・パビリオン内にイベントステージを設置。出品企業によるプロモーションイベントを通して、ジャパン・ブランドの浸透およびパビリオンへの集客を図る。
  • コロナ禍を経て、2019年以来3年ぶりに出展。

ラゴス国際見本市2019 ジャパン・パビリオンの様子

ラゴス国際見本市2019 ジャパン・パビリオンの様子
ラゴス国際見本市2019 ジャパン・パビリオンの様子

ジェトロ市場開拓・展示事業課(担当:井手、望月)
Tel: 03-3582-5242 E-mail: faa2@jetro.go.jp