ハワイ市場における日本産水産物の集中プロモーションを実施 ―著名シェフの日本招へいをはじめ、輸出商談会や消費者向けPRなどを一体的に開催―

2024年01月25日

ジェトロは、1月27日から、JTBハワイと連携し、ハワイ市場における日本産水産物の消費拡大と商流構築を一体的に取り組む「ハワイにおける日本産水産物集中プロモーション」を実施します。
同集中プロモーションでは、1月27日(土曜) ～2月2日(金曜) にかけて、ハワイで活躍する人気シェフやインフルエンサー計15名を日本（東京・福岡・愛媛）に招へいして生産者・輸出事業者とのネットワーキング機会を設定し、現地への情報発信を行います。
そして、3月にはハワイ・オアフ島にて、人気レストラン30店舗や小売店5店舗における日本産水産物を利用したオリジナルメニューの提供、日本の水産輸出事業者15社とハワイのバイヤー（インポーター、レストラン、ホテル等）との対面型商談会、さらに、2万人を集客するハワイ最大の文化交流イベント「ホノルルフェスティバル」の姉妹イベントとして「JAPAN FOOD FESTIVAL in Hawaii」を開催し、日本産水産物の試食会やECサイトの紹介、日本酒と日本産水産物のペアリングの提案、マグロの解体ショー、おにぎり実演等のワークショップ等のエンターテイメント要素も盛り込みPRします。

日本政府が掲げる農林水産物・食品の輸出額2025年に2兆円、2030年に5兆円という目標の達成に向け、輸出第3位である米国における日本産農林水産物・食品の消費、商流拡大に資する積極的な取り組みが求められています。
特に、中国など特定国による水産物等の輸入措置により大きな影響を受けているホタテ等の水産品については、本年9月以降、「ALPS 処理水関連の輸入規制強化を踏まえた水産業の特定国・地域 依存を分散するための緊急支援事業」として、北米各地において販売促進活動を展開しているところです。
ハワイは、人口の約4割がアジア系人種で日本食文化が特に浸透しており、さらに州外から年間1000万人もの観光客等が訪れるなど魅力的な市場であることから、本取組みにより水産物をはじめとする日本産食品の更なる消費拡大を図ります。
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