北米最大水産専門見本市にて日本産水産物の魅力をPR ―食品関連事業者向けに調理デモ・試食を実施―

2024年03月04日

米国は昨年、日本産農林水産物・食品の輸出先として世界第3位、水産物に絞ると中国を抜き世界第2位になるなど、日本食の普及が着実に進んでいます。また、2010年に14,129軒であった日本食レストランの店舗数は、2023年には26,040軒と約1.8倍増加しており、東西海岸を中心に日本産農林水産物・食品のさらなる需要の増加が見込まれます。
こうした中、北米最大の水産専門見本市「Seafood Expo North America 2024（以下「SENA」という）」が、3月10日（日曜）～3月12日（火曜）を会期として、ボストンにて開催されます。ジェトロは、SENAに日本産水産品・水産加工品を取り扱う19社・団体が出品するジャパンパビリオン設置に加え、在ボストン日本国総領事館との共催により、会期2日目の3月11日（月曜）に「日本産水産物の魅力発信プロモーションinボストン」を以下概要の通り実施いたします。
　同イベントでは、現地市場を知る現地日本人シェフがぶり、たい、ほたてを含む日本産水産物を使用した調理デモや試食提供を実施するほか、動画やパネルを用いて日本産水産物を紹介するPRコーナーを設置し、現地の食品関連事業者やメディア、インフルエンサーに向けて魅力を発信することで、日本産水産物の認知拡大と潜在顧客の獲得を目指します。

SENAは米国・ボストンで毎年開催され、Seafood Expo Global(バルセロナ)、中国国際漁業博覧会(青島)と並び、世界三大水産見本市の一つとされています。北米を中心に世界各国からバイヤーが訪れ、北米市場への販路開拓を目指す我が国企業等にとって効果的な見本市です。