欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ2024年1月展」 過去最多59社のブース出展を支援

2024年01月12日

ジェトロは、フランス・パリで開催される欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ パリ 2024年1月展」(会期:2024年1月18日~22日)において、過去最多となる59社の海外販路開拓を目指す日本企業のブース出展を支援します。
メゾン・エ・オブジェには、メゾン(家)に関連する、生活空間を彩るあらゆるアイテムが、1月と9月の年2回パリに集結します。出展実績そのものがブランド力を高めるともいわれており、出展希望者が多く出展スペースの確保が難しいことでも有名です。
メゾン・エ・オブジェは2024年で30周年を迎えます。記念すべき2024年のテーマは「TECH EDEN」。テクノロジーと自然の調和に焦点が当てられ、新しくデザインされた特徴的な空間を通じて、持続可能性の概念に新たな未来のビジョンを提示するテーマ展が設けられる予定です。

メゾン・エ・オブジェ・パリ2024年1月展 概要

項目 詳細
名称 MAISON & OBJET PARIS January 2024(主催:SAFI)
日時 2024年1月18日(木曜)~22日(月曜)
9時30分~19時00分(最終日18時00分)
場所 パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

過去最多の59社の出展

ジェトロは、2005年からこれまで、延べ650社・団体を超える日本企業・団体の海外展開支援を行ってきました。コロナ禍後、ビジネスの往来が大幅に回復しつつある今年度は、約80社からの応募をいただいた中、主催者審査を通過した過去最多の59社が出展します。出展物は、いずれもデザイン性の高い、キッチン用品、ギフト・ファッション雑貨、アクセサリー、内装材など多岐にわたり、各社は、それぞれの商材に応じて主催者が割り当てたホール(セクター)に出展します。

出展者のうち、半数がメゾン・エ・オブジェ初出展

本見本市の出展には高いデザイン性が求められ、主催者が事前に商品の審査を行います。昨年度も出展企業の約半数が本見本市への初出展者でしたが、今回も59社中、29社と約半数が本見本市は初出展となります。また、42社は東京都以外の都道府県からの参加となります。ジェトロでは、輸出経験のない企業がスムーズに商談を行い、効果的かつインパクトのある出展に繋がるよう、セレクトショップ経営やデザイン・インテリア、ファッション、建材等の欧州商習慣や輸送等の知見を有する複数の現地専門家による事前コンサルテーションを実施しています。

環境への配慮を求めるトレンドは継続

本見本市のテーマは「TECH EDEN」とされ、イノベーションとデザインの調和による持続可能性と地球環境保護に向けた未来ビジョンを提示するテーマ展示が行われる予定でもあり、出展物の「持続可能性」は引き続き重視されています。
本見本市が定めた基準に基づき、環境的・社会的・倫理的価値を中心とした持続可能な発展に取組んでいると見なされるブランド・企業には、「サステナブル」であることを示すラベルが付与されます。ジャパン・ブース出展者のうち、8社が同ラベルを付与され出展に臨みます。また、ウェルビーイングの追及を反映するため、2023年9月から立ち上げられた新しいセクター「Well-being&Beauty」には、初出展となる2社が出展を予定している等、時代の変遷に応じた日本ブランドの新たな価値創造が期待されます。

問い合わせ並びに取材申し込み等連絡先

メゾン・エ・オブジェ・パリ 2024年1月展への出展について
ジェトロ海外市場開拓課 安宅(アタカ)、林、鈴木
〒107-6006 東京都港区赤坂1丁目12-32 アーク森ビル6階
Tel:03-3582-5015
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