牛肉大国オーストラリアへ日本の和牛を売り込め!

2019年01月24日

日本産和牛の輸入がEUやアジアなどで次々と解禁されるなか、昨年、オーストラリア向け輸出も可能になった。「オージー・ビーフ」で知られる牛肉の一大生産・輸出国、オーストラリア。“WAGYU”も人気で、それをウリにした日本食レストランも見られるが、実はほとんどが現地で生産されたものだ。和牛の輸入解禁後、シドニーで開催された商談会には日本各地からブランド牛を扱う企業・団体が参加した。果たして牛肉大国オーストラリアに日本産和牛のニーズはあるのか。和牛の輸出に向けた挑戦を追った。

(11分30秒)

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テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、回転しながら拡大表示される。 さらに世界のさまざまな都市の画像が周囲を取り巻き、タイトルが現れる。 「世界は今 ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と都市の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 胸元にタックが入った水色のハイネックのブラウスにグレーのズボン姿。

テロップ: 宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)

宮瀬キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 アジアやEU(いーゆー)などで、次々と日本産(にほんさん)和牛の輸入が解禁されています。 去年、これにオーストラリアが加わりました。 しかし、ご存じのとおり、オーストラリアは牛肉の一大生産国です。 果たして日本の牛肉は受け入れられるのでしょうか。

テロップ: 牛肉大国オーストラリアへ日本の和牛を売り込め!

映像説明: 明るい空の下に、ヨットの帆をいくつも重ねたような白い三角屋根が特徴のオペラハウス。大勢の観光客が丸い街灯の立つ広場を歩いている。 画面左下にオーストラリアの地図のイラスト。オーストラリアは南半球に浮かぶ島国。シドニーは南東部の海岸沿いに位置し、地図のイラストの中で赤い星印で示されている。

ナレーション: オーストラリア、最大の都市シドニー。

映像説明: うどん店の外観。板張りの壁には四角い赤いロゴ。白い文字で「丸亀製麺」と書かれている。 その横にはアルファベットで「MARUKAME UDON UDON & TEMPURA(てんぷら)」の文字。 入り口には白いのれんが掛かり、ガラス張りの厨房で店員がうどんをゆでているのが見える。 黒い日よけのあるレストランの外観。ガラスのドアの上に木目調の看板があり、黒い文字で「やよい軒(やよいけん)」、英語で「JAPANESE TEISHOKU RESTAURANT YAYOI」と書かれ、四角い赤のロゴが描かれている。

ナレーション: 市内には、あちらこちらに日本食(にほんしょく)レストランが点在する。

映像説明: 店が立ち並ぶ通り。アーケードの天井から、横長の看板が吊り下がり、日本や韓国の飲食店の店名が書いてある。 店の入り口の上にある看板。牛という漢字をモチーフにした赤いロゴが描かれ、白い文字で「神戸焼肉」、アルファベットで「Kobe WAGYU(わぎゅう)」と書かれている。

ナレーション: なかでも人気なのが、和牛。和牛のブランドを銘打ったレストランまで出てきているほどだ。

映像説明: アーケードの天井から吊り下がる横長の看板。「Kobe WAGYU(わぎゅう)」の文字が光っている。その下を数人の人が歩いていく。

テロップ: オーストラリア産 WAGYU(わぎゅう)

ナレーション: しかし、これらの店で扱われている和牛のほとんどが、実は日本産ではなく、オーストラリア産のWAGYU(わぎゅう)だ。

映像説明: 薄暗い貯蔵室。スチールラックに、白く分厚い脂肪が付いた、色の濃い大きな赤身のブロック肉と、黄色いプラスチックのコンテナが置かれている。 金属製の大きなケースには、太くカットされたブロック肉が何本も保存されている。

テロップ: 1990年代 日本の生きた和牛などが米国を経由して オーストラリアへ

映像説明: 客でにぎわうレストラン。店員が手にした白い角皿(かくざら)の上に、生の大きなステーキ肉。赤身の部分には白い脂が網目のように入っている。

ナレーション: 1990年代、日本の生きた和牛などがアメリカを経由して持ち込まれたのがオーストラリア産WAGYU(わぎゅう)のはじまりで、今では海外へ輸出するまでに成長している。

映像説明: 木目調の化粧箱に白いシートが敷かれ、その上に小ぶりにカットされた色の薄い赤身の肉。白い脂が肉全体に細かく入っている。画面の下に左右から黄色い光を放つ円が現れ、軌跡を残しながら画面の反対側に移動する。光が消えると、「日本産(にほんさん) 和牛」というテロップが表示される。

テロップ: 日本産(にほんさん) 和牛

ナレーション: そんなオーストラリアで今注目を集めつつあるのが、日本産(にほんさん)の和牛。

映像説明: どっしりとした茶色いビルの外観。通りに突き出た正方形のダークブラウンの看板には、白い文字で「鱒屋」(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記)、ローマ字で「masuya」と書かれ、魚をモチーフにしたロゴが描かれている。

テロップ: 鱒屋(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記)

映像説明: 木を基調とした店内。多くの客でにぎわっている。さまざまな料理が並んだテーブル席に、スーツ姿の男性が6人ほど座っている。テーブルのそばでは、黒縁の眼鏡をかけ、ピンクのネクタイをした男性が大きな身振りで話をしている。 真剣な表情で話をする黒縁の眼鏡をかけた男性。

テロップ: 鱒屋(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記) 定松 勝義(さだまつ かつよし) 社長

ナレーション: 市内で有名な日本食レストランのひとつ、鱒屋(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記)。 このレストランの社長は、「オーストラリア産WAGYU(わぎゅう)の品質も良いが、日本産(にほんさん)の和牛を使えば差別化できる」と話す。

映像説明: 冷蔵ショーケースの置いてあるカウンター。その前に立ち、黒縁の眼鏡をかけた定松(さだまつ)社長がインタビューに答える。

定松(さだまつ)社長: 日本の、和牛の品質、そしてそれをいちばん生かせる料理法、それはすき焼きであったり、しゃぶしゃぶであったり。 ほんとにおいしい、そういった料理をオーストラリア人に伝えることができる。 日本人(にほんじん)経営者としては、日本食(にほんしょく)レストランのすばらしい1つの、あー、武器になっていくと思います。

映像説明: スーパーマーケットの出入り口にある木目調の引き戸。格子の中央部分が板状になっており、渦を巻くような赤いラインの上に「東」という漢字を組み合わせたロゴが描かれ、英語で「Tokyo Mart」、日本語で「東京マート」と書かれている。店内には、黒いシャツに白いエプロンをつけた女性店員やスーツを着た男性客の姿。 引き戸が開けられた状態の出入り口。天井の照明が明るく照らし、「MONTHLY(まんすりー) SPECIAL」と書かれたボードが立っている。

テロップ: 東京マート

映像説明: さまざまな食品が棚に並ぶ店内。うぐいす色のニットウェアに黒いズボン姿の外国人女性が、買い物かごを腕に掛け、棚に手を伸ばしている。 レジカウンター。黒髪の若い女性店員が、ブロンドの女性客の会計をしている。青のラインが入ったシャツにジャージのズボン姿の男性客が、カウンターの横を歩いてくる。 冷蔵ショーケースの白い網棚に並ぶパック入りの肉。パックの左上に貼られた黒いラベルに、牛の顔をモチーフにした金色のロゴが描かれ、白い文字で「鹿児島和牛」と書かれている。パックの右下には、黒い文字で「Wagyu(わぎゅう) slice(鹿児島黒牛)」と書かれた白いラベル。価格は300グラムで30ドルほど。 網棚に貼られた手書きのポップには、笑っている牛の顔のイラストが描かれ、「From KAGOSHIMA Prefecture」、「数量限定」と書かれている。

テロップ: 日本産(にほんさん)和牛の価格は オーストラリア産の3~(から)5倍

ナレーション: 一方、小売店でも日本産(にほんさん)の和牛が人気だ。 客のほとんどが地元の人だというこちらのスーパー。この店舗では、解禁後、いち早く販売を始めた。 日本産(にほんさん)の価格は、オーストラリア産のおよそ3倍から5倍だが、売れゆきは好調だという。

映像説明: 雲の浮かぶ青空の下に立つ、倉庫のような大きな白い建物。近くに生える木の枝が空に伸びている。 木の横には薄茶色(うすちゃいろ)のれんが造りの出入り口。その上に掛かった白い看板には、牛の顔のイラストが描かれ、赤文字のアルファベットで 「OSAWA ENTERPRISES(おおさわ えんたーぷらいぜず)」「JAPANESE WAGYU(わぎゅう) BEEF SUPPLIER」、筆文字で「和牛」などと書かれている。

テロップ: 大沢エンタープライズ

ナレーション: ここに日本産(にほんさん)の和牛を納めているのは、日系の食肉卸業者、大沢エンタープライズ。

映像説明: 蛍光灯がともる建物の中。段ボール箱が数十箱ほど積まれ、半透明のビニールシートで巻かれているものもある。ふたの部分にはオーストラリアの国の形が大きく印刷されている。 青い空の下に広がる緑の草原の背景画。その上に、「和牛4種」と題された、頭を左に向けて立っている4頭の牛の写真が現れる。左上から時計回りに、真っ黒な黒毛和種(くろげわしゅ)、薄い茶色の褐毛和種(あかげわしゅ)、黒っぽい褐色の無角和種(むかくわしゅ)、濃い茶色の日本短角種。(写真提供 (独)家畜改良センター) 蛍光灯がともる建物の中。さまざまな色の段ボール箱が積み上げられている。ふたが、白と金色の縦じまの段ボール箱には「FULL‐BLOOD WAGYU BEEF(ふる はいふん ぶらっど わぎゅう びーふ)」の文字。その隣にある、ふたが赤い段ボール箱には、「JACK’S CREEK(じゃっくす くりーく)」と書かれた下に「F1 WAGYU(えふわん わぎゅう)」と印刷されている。 オーストラリアの国の形と牛の顔のロゴが印刷された段ボール箱。英語で「AUSTRALIAN WAGYU(おーすとらりあん わぎゅう)」と書かれている。 紫色の段ボール箱には、角(つの)のある牛の顔と、「Darling Downs Wagyu(だーりん だうんず わぎゅう)」の文字。 別の段ボール箱には、右を向いた牛のロゴの下に「CARRARA 640 Wagyu(からーら ろくよんぜろ わぎゅう)」と書かれている。その周りにもたくさんの段ボール箱が積まれている。

テロップ: 和牛の血統50%以上 → WAGYU(わぎゅう)

ナレーション: この企業では、8種類のオーストラリア産WAGYU(わぎゅう)も取り扱っている。そもそも日本の場合、和牛と認められるのは、 黒毛和種(くろげわしゅ)など4品種の純血種、かつ、日本で生まれ育ち、と畜されたもののみだが、オーストラリアWAGYU(わぎゅう)協会は、和牛の血統が50%以上でWAGYU(わぎゅう)と名乗ることができるという自主規定を定めている。しかし、守られていないケースもあり、品質はまちまちだという。

映像説明: 一口サイズにカットされた、色の濃い赤身の牛肉がアップで映し出される。赤身のあいだには、白い脂肪の筋。肉の上に「オーストラリア産WAGYU(わぎゅう) カルビ」と表示される。

テロップ: オーストラリア産WAGYU(わぎゅう) カルビ

ナレーション: この企業が扱っているオーストラリア産WAGYU(わぎゅう)がこちら。

映像説明: 白っぽい牛肉。赤身のあいだに脂が網の目のように細かく入っている。肉の上に「日本産(にほんさん)和牛 カルビ」と表示される。

テロップ: 日本産(にほんさん)和牛 カルビ

ナレーション: そしてこちらが、日本産(にほんさん)の和牛。

映像説明: 並べて置かれた2種類のカルビ肉。上の段に赤身の色が濃いもの。下の段には白っぽい牛肉。

テロップ: オーストラリア産 WAGYU(わぎゅう) カルビ

テロップ: 日本産 和牛 カルビ

ナレーション: 肉の色、サシの入り方(はいりかた)が明らかに違う。うまみも日本産(にほんさん)の方があるという。

映像説明: 数十台の自動車が止まっている駐車場。その中を、黒いバッグを持ってさっそうと歩く青いジャケットに黒のパンツ姿の若い男性。建物のほうに向かう。

テロップ: キリシマランチ 海外営業担当 大谷 慶仁(おおたに よしひと) さん

ナレーション: この企業に、1人の日本人(にほんじん)男性が向かっていた。宮崎県に自社牧場を持つキリシマランチで海外営業を担当する大谷(おおたに)さんだ。

映像説明: 黒いバッグを肩に掛けた青いジャケット姿の大谷(おおたに)さんが、薄茶色(うすちゃいろ)のれんが造りの出入り口から建物の中に向かっていく。中からこちらに向かってくる人物に声をかける大谷(おおたに)さん。

大谷(おおたに)さん: ああ、大沢さん、こんにちは。

映像説明: 蛍光灯のともる広々としたスペース。壁際にはフォークリフトが止まっている。大谷(おおたに)さんが、カラーレンズの眼鏡をかけた男性と話をする。向かい合って笑顔を見せる2人。

テロップ: 大沢エンタープライズ 大沢 紀三夫(おおさわ きみお) 社長

ナレーション: 彼は、オーストラリア国内に販売網を持つ大沢エンタープライズへ、自社の和牛を売り込んだ。

映像説明: コピー機や書類棚などが置かれた事務所。カラーレンズの眼鏡をかけた男性がデスクに座って話をしている。隣に座った大谷(おおたに)さんがメモを取る。

大沢社長: 興味はあるんだけど、買うっていうこと…。

映像説明: 枝葉が垂れ下がる木の前でインタビューに答える、青いスーツを着た大谷(おおたに)さん。

テロップ: キリシマランチ 海外営業担当 大谷 慶仁(おおたに よしひと) さん

大谷(おおたに)さん: 良い商談をさしていただきまして、 もちろん宿題いくつかあるんですけども、おー、しっかりと、こなしていくなかで、 えー、オーストラリアにわれわれの和牛出していくことができるように ちょっと引き続き努めたいなと思います。

映像説明: 室内。調理台の上には白い大きなカッティングボードが置かれ、スライスされた肉の入った木目調の化粧箱と、大きなブロック肉が用意されている。肉の前に立つ大沢社長が、細くて鋭いナイフに手を添えながら話をしている。

テロップ: 大沢エンタープライズ 大沢 紀三夫(おおさわ きみお) 社長

ナレーション: 大沢エンタープライズの社長は、ステーキ以外の食べ方をオーストラリア人に教える必要があると話す。

映像説明: 大沢エンタープライズの看板の掛かった、薄茶色(うすちゃいろ)のれんが造りの出入り口。カラーレンズの眼鏡をかけた大沢社長がインタビューに答える。

大沢社長: そもそもの、要するに、牛自体が違って、 食べ方も日本人(にほんじん)的なスタイルで食べないと、食べられないって思われてるんですよね。 ですからそういう面では、あのー、日本食(にほんしょく)のレストランとかそういう場で、 まあ地道に、広げてかないと、ローカルの、えー、オーストラリア人(の口)には入らないと思います。

映像説明: ホールの天井。オレンジ色(いろ)にともる小さな照明が縦横(たてよこ)に並んでいる。床にはじゅうたんが敷かれ、白いクロスの掛かったテーブルと椅子がいくつも用意されている。 ホール内の奥に設置された大きなスクリーンには、桜の花があしらわれた白い背景に、日の丸と「和」という筆文字が映し出されている。 テーブルの周りでは、スーツ姿の男女20人ほどが話をしたり、名刺交換をしたりしている。

テロップ: 2018年8月20日 シドニー日本産(にほんさん)農水産物・食品輸出商談会 主催:ジェトロ

ナレーション: そんななか、日本食品(にほんしょくひん)の商談会がシドニーで開かれた。

映像説明: テーブルに並んだ3種類のカレールウ。赤いパッケージの辛口、黒いパッケージの中辛(ちゅうから)、白いパッケージの甘口がそろう。その隣には、「C&A CURRIE POWDER GOLD」と書かれた黄色い缶入りのカレー粉。その後ろに、皿に盛りつけたカレーの写真と、英語の商品説明が書かれた広告が立っている。 別のテーブル。六角柱(ろっかくちゅう)の形の瓶に入った2種類のオリーブ白しょう油が置かれている。赤いラベルがトマト風味、緑のラベルがゆずこしょう風味。その隣には、瓶入りの褐色の白しょうゆ。瓶に貼られたラベルには、「ヤマシン 金完熟 白醤油(しろしょうゆ)」と書かれている。 冷蔵ショーケース。ガラス部分にライトの光が反射している。ケースの中には、白い皿の上にのせられた分厚くカットされたステーキ肉やブロック肉があり、真空パックにされた部位の違うブロック肉も並んでいる。 商談会場のホールでは、さまざまな商品が並んだテーブルの周りで、大勢の人たちが話をしている。奥の大きなスクリーンには、白髪を後ろでまとめた白衣姿の男性が料理のデモンストレーションをする様子が映っている。

ナレーション: 加工食品や調味料、和牛などを取り扱う20の企業、団体が商談会に参加。

映像説明: 白いクロスがかかったテーブルの上にノートパソコンや数種類の和牛のカタログを広げ、ストライプのワイシャツにネクタイ、ジャケットを着た大谷(おおたに)さんが、スーツ姿の男性2人と話をしている。

テロップ: キリシマランチ 海外営業担当 大谷 慶仁(おおたに よしひと) さん

ナレーション: 会場には、キリシマランチの大谷(おおたに)さんの姿が。

映像説明: テーブルで、白いワンピース姿のブロンドの女性が、身振りを交えながら話をしている。その隣には、黒っぽいジャケットを着た男性。ブロンドの女性の話を、大谷(おおたに)さんがうなずきながら聞いている。 黒いジャンパーを着たブロンドの男性と眼鏡をかけ、頬とあごにひげを蓄えたスーツ姿の男性がテーブルに座っている。その前でノートパソコンを操作しながら話をする大谷(おおたに)さん。 大谷(おおたに)さんの説明に繰り返しうなずくブロンドの男性。

ナレーション: 彼のところには、次々とバイヤーが訪れ、活発に商談が行われていた。 こちらのバイヤーは、従来の企業とは違う、キリシマランチの取り組みを評価した。

映像説明: 商談会場のホールの一角。黒いジャンパーを着たブロンドの男性がインタビューに答える。

レストランのオーナー・英語: とても面白いのは、 新しい会社が古いしきたりを変えて和牛を捉えているところだ。

映像説明: 凹凸のある白いトタン壁の平屋。奥には木造の平屋が立ち、周囲を背の高い木々(きぎ)が囲む。

テロップ: 宮崎県 都城(みやこのじょう)市

テロップ: キリシマランチ

ナレーション: 実はキリシマランチは、子牛を購入し、育てて販売する従来のスタイルではなく、

映像説明: 天井の高い広々としたきゅう舎。中央の通路をはさんで、両側の仕切られたスペースでは何十頭もの黒い牛がゆっくりと動き回っている。

ナレーション: 繁殖から肉の販売まで、一貫しておこなっているのだ。

映像説明: 商談会場のホール。テーブルで大谷(おおたに)さんが、ブロンドの黒いジャンパーを着たレストランのオーナーにノートパソコンを見せながら話をしている。 身振りも交えて説明を続ける大谷(おおたに)さん。

ナレーション: そんな自社の取り組みをバイヤーから評価してもらい、大谷(おおたに)さんは輸出に手応えを感じていた。

映像説明: 商談会場の一角。ストライプのワイシャツにネクタイ、ジャケットを着た大谷(おおたに)さんがインタビューに答える。

テロップ: キリシマランチ 海外営業担当 大谷 慶仁(おおたに よしひと) さん

大谷(おおたに)さん: 数社、あー、具体的なお話を進められそうな、会社さんも、おー、ございましたし。 えー、中には、あー、牧場を見てみたいとおっしゃっていただけるようなバイヤーさんもいらっしゃいましたので、まあ今後、継続的にコンタクトを取りつつ、 うーん、まあ、成約に向けて、えー、コミュニケーション取っていけたらなというふうには思ってます。

映像説明: 縄が掛かり、筆で「一品」と書かれた酒(さか)だるが、木づちで割られる。壇上には酒(さか)だるが2つ。 両襟に「JAPAN」と書かれた赤い法被を着た8人の男性が木づちを手に酒だるを囲んでいる。壁には、「JAPANESE WAGYU(わぎゅう) BEEF RELAUNCH(りろーんち) RECEPTION」などと書かれた白い横断幕が掛かっている。 横断幕の前に置かれた演台(えんだい)では、黒いスーツ姿の男性が、左右に顔を向けながら話をしている。

テロップ: 上月 良祐(こうづき りょうすけ) 農林水産大臣政務官(当時)

ナレーション: この商談会に合わせて、日本政府(にほんせいふ)による日本食材(にほんしょくざい)プロモーションイベントもおこなわれ、官民一体となって、和牛を売り込んだ。

映像説明: クッキングヒーターの上に置かれたフライパン。キューブ形にカットされた4つの霜降り肉が焼かれていく。 透明なトレーに並ぶ、薄くスライスした肉。 テーブルの上に、化粧箱に入ったステーキ肉やブロック肉が置かれている。その横には、小さな青いのぼり。白い文字で「豊かな自然環境と水に恵まれた」、赤い文字で「近江牛(おうみぎゅう)」と書かれている。 脚の高い木のまな板が置かれた調理台。髪の毛を覆うメッシュの付いた白い帽子をかぶり、薄紫色(うすむらさきいろ)のゴム手袋を付けた白衣姿の男性が、大きなブロック肉の断面を見せながら話をしている。

ナレーション: 今回の商談会は、オーストラリアへの輸出解禁後、初めての開催ということもあり、飛騨牛(ひだぎゅう)や鹿児島和牛、近江牛(おうみぎゅう)など、和牛を扱う企業、団体が全出品者の半数を占めた。

映像説明: ひげを生やした、黒いダウンジャケット姿の外国人男性が、法被を着た日本人男性の持っている皿から、スライスした肉を箸で持ち上げる。カメラに向かって笑顔を見せると、肉を口に運び、感想を述べる。

ナレーション: バイヤーは、本物の味に…。

黒いダウンジャケット姿の男性・英語: 違う。全然違う。

映像説明: 商談会場のホール。テーブルの前に立つ、黒い服を着たブロンドの女性が、話をしながら前の方を指さす。眼鏡をかけたスーツ姿の日本人男性が、女性が指さす何かに手を伸ばす。 脂ののったブロック肉の断面が写っている立て看板の前で、あごひげを生やした青いスーツ姿の日本人男性とグレーのスーツ姿の外国人男性が話をしている。

テロップ: 鹿児島県食肉輸出促進協議会のブース

ナレーション: 特に人気を集めていたのは、鹿児島県食肉輸出促進協議会のブース。

映像説明: テーブルに置かれたホットプレート。カットされた一口サイズの肉が次々に焼かれていく。ホットプレートの前には、「鹿児島和牛」と書かれたオレンジ色(いろ)の小さなのぼりが立っている。

ナレーション: 特に人気を集めていたのは、鹿児島県食肉輸出促進協議会のブース。 鹿児島和牛は、輸出解禁後、いち早くオーストラリアに入った牛肉だ。

映像説明: 液晶ディスプレイが掛かった壁の前。ディスプレイには、日の丸と、筆文字で書かれた「和」という漢字が映し出されている。その前に立ち、法被を着たグレーヘアの日本人男性が笑顔でインタビューに答える。

テロップ: ナンチク 北野 良夫 専務

ナレーション: その和牛を輸出している、ナンチクの北野専務は…。

北野専務: 日本(にほん)から(和牛輸出の)第1号ということで、 どうしても、現地を確実に見てみたいなという思いもありましたし。 うーん…、オーストラリアの皆さん方(みなさんがた)がどういうふうに考えておられるのかなということもですね、えー、知りたかったと。

映像説明: テーブルで、あごひげを生やした青いスーツ姿の日本人男性と、赤毛のショートヘアの外国人女性が話をしている。 青いジャケット姿の日本人男性と、眼鏡を頭に載せたスキンヘッドの外国人男性が、身振りを交えながら話し合っている。

ナレーション: 輸出の実績がある和牛ということもあり、次々と商談が舞い込んだ。

映像説明: ホールの壁際でスキンヘッドの外国人男性がインタビューに答える。 白い皿に盛られたステーキ肉。赤身の肉に白い脂が細かく入っている。 話を続けるスキンヘッドの外国人男性。

精肉店オーナー・英語: オーストラリアのWAGYU(わぎゅう)はとても良い。 しかし、日本の和牛は優れた遺伝子からのサシがあり、 オーストラリアのものよりも優れている。

映像説明: 日の丸と筆文字で書かれた「和」という漢字が映し出されている液晶ディスプレイが掛かった壁の前で、法被姿の北野専務が感想を述べる。 眼鏡をかけた黒いスーツ姿の男性が肉の載った皿を差し出している。黒いジャンパーを着た外国人男性が肉に手を伸ばし、口に運ぶ。近づいてきたかっぷくの良い外国人男性も肉を試食する。 液晶ディスプレイの前で話を続ける北野専務。

テロップ: ナンチク 北野 良夫 専務

北野専務: 思った以上にですね、すごい反応だなというふうに思いました。 純粋のジャパニーズ和牛をやっぱり食べていただく。 えー、それをオーストラリアの皆さんたちが求めてるというのを知ったときにですね、 やっぱり輸出したかいがあったかなあとは思った次第ですね。

映像説明: 金色の取っ手が付いた開き戸の前の前に立つ、黄色い法被を着た白髪の男性が、うなずきながらインタビューに答える。

テロップ: 澤井牧場 澤井 隆男 社長

ナレーション: 一方、こちらは、滋賀県で牧場を経営している澤井社長。 近江牛輸出振興協同組合の理事長も務めている。

澤井社長: 私ども(わたくしども)、近江牛輸出振興協同組合につきましても、 オーストラリアから日本(にほん)に入ってる牛肉が、ね、大半の中で、 ハイグレードな近江牛(おうみぎゅう)をオーストラリアにも提供さしていただこうと。

映像説明: テーブルに置かれた小さな青いのぼり。白い文字で「豊かな自然環境と水に恵まれた」、赤い文字で「近江牛」と書かれている。その横には、化粧箱に入ったステーキ肉やブロック肉、和牛のカタログが置かれている。 テーブルを挟んで、黄色い法被を着た3人の男性と、スーツ姿の外国人男性2人が話をしている。

テロップ: 近江牛輸出振興協同組合のブース

ナレーション: 彼らのブースでも次々と商談が進んだ。

映像説明: 商談会の写真。ブースには、和牛のカタログや化粧箱入りの肉が用意されている。黄色い法被を着た男性3人と、スーツを着た外国人2人の男性。髪を後ろでまとめた黒いスーツ姿の外国人男性が身振りを交えて話をしている様子が写っている。

テロップ: VIC’S MEAT(びっくす みーと) アンソニー・パハリッチ 社長

ナレーション: こちらの商談相手は、オーストラリアで高級精肉店も経営する老舗の食肉卸大手、ビックスミートの社長。

映像説明: 商談会の写真。両襟に「近江和牛」と書かれた、黄色い法被を着た男性4人と、黒のスーツを着た外国人男性2人が横一列に並んで写っている。右から2番目には、澤井社長。その左隣には、髪を後ろでまとめたパハリッチ社長が写っている。澤井社長とパハリッチ社長の顔にズームインする。

ナレーション: 彼は、高品質な日本産(にほんさん)の和牛を輸入したいと考えていた。その理由は…。

映像説明: 金色の取っ手が付いた開き戸の前に立つ、髪を後ろでまとめた黒いスーツ姿のパハリッチ社長が、身振りを交えながらインタビューに答える。

パハリッチ社長・英語: とても質の高いWAGYU(わぎゅう)がオーストラリア国内のマーケットでは足りていない。

映像説明: スーツ姿の人で混雑するホール。テーブル席で、黒縁の眼鏡をかけた定松(さだまつ)社長が、ノートや書類を手に、パハリッチ社長の隣に座って話をしている。

テロップ: 鱒屋(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記) 定松 勝義(さだまつ かつよし) 社長

ナレーション: 彼の会社のビジネスパートナーでもある日本食(にほんしょく)レストラン鱒屋(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記)の社長は、オーストラリアならではの事情があると話す。

映像説明: 冷蔵ショーケースが置いてある鱒屋(「鱒」は、魚へんに尊(そん)が正式表記)のカウンターの前に立つ、黒縁の眼鏡をかけた定松(さだまつ)社長が、大きな身振りで話をする。

定松(さだまつ)社長: オーストラリア産(WAGYU(わぎゅう))最高峰のデビッドブラックモアは、 1ヵ月に国内では40頭しか、と畜しないんです。 残りの約60頭ぐらいは、もう、海外輸出に回しますから。

映像説明: 白いペンで「David Blackmore」や飼育環境などが書かれた黒い色のポップが、冷蔵ショーケースの大きなブロック肉に刺さっている。サシの入った部位の違う肉が並べられている。

テロップ: オーストラリア産WAGYU(わぎゅう) デビッドブラックモア

ナレーション: 国内の生産量は、およそ100頭程度で、その半数以上が輸出に回され、オーストラリア人の口にはほとんど入らないというのだ。

映像説明: 金色の取っ手が付いた開き戸の前に立つ、髪を後ろでまとめた黒いスーツ姿のパハリッチ社長が、笑顔でインタビューに答えている。

ナレーション: 日本産(にほんさん)の和牛について、ビックスミートの社長の感触は…。

パハリッチ社長・英語: 日本の和牛は世界でも最高の品質だ。 サシが多く入っていて、すばらしい味だと思う。

映像説明: 街路樹が並ぶ広い車道。両側の路肩に、白や黒の外国車が何台も止まっている。 歩道沿いには、大きなひさしのある店。深緑色(ふかみどりいろ)の外装に金色の文字で「VICTOR CHURCHILL」と書かれている。その下のショーウィンドーには、牛の形のパネルが飾られている。

ナレーション: 詳しく話を聞くため、彼の経営する精肉店を訪ねると…。

映像説明: 店内のカウンター。黒いスーツ姿のパハリッチ社長が、白いワイシャツに黒いエプロン姿の男性スタッフと話をしている。 カウンターには、はかりが置かれ、その横に日の丸の中に「日本」と書かれたマークのある認定書が並ぶ。カウンターの後ろには、冷蔵ショーケースや電動のスライサーが置かれている。 パハリッチ社長にズームインする。

ナレーション: 社長は早くも、ある計画を口にした。

映像説明: ガラスで区切られたスペースで、フックに掛かったいくつものブロック肉が、ゆっくりと回転している。そのに立つ、黒いジャケットを着たパハリッチ社長が笑顔で話をする。

テロップ: VIC’S MEAT(びっくすみーと) アンソニー・パハリッチ 社長

パハリッチ社長・英語: 私には日本の和牛をオーストラリアに輸入する計画がある。 輸入は成功すると思う。

映像説明: 雲のかかる青空の下に広がる駐車場。紫の作業服を着た澤井社長が笑顔であいさつする。その両脇には、白衣(はくい)を着たスキンヘッドの外国人男性とパハリッチ社長が立っている。澤井社長が手で前方を示しながら歩き始める。 天井の高い広々としたきゅう舎。中央の通路を歩きながら、パハリッチ社長たちが澤井社長の説明を聞いている。パハリッチ社長たちが着ている白衣(はくい)の背中には、牛をモチーフにした黒いロゴが描かれ、「澤井姫和牛」と書かれている。 話をするパハリッチ社長の顔を澤井社長がじっと見つめる。

テロップ: 滋賀県 竜王町(りゅうおうちょう)

テロップ: 澤井牧場

ナレーション: 2ヵ月後。シドニーで商談した澤井社長の牧場を視察する、パハリッチ社長の姿があった。

映像説明: 薄暗く広い屋内。1トンほどの容量がある、飼料が詰まった白い袋がいくつも並んでいる。その前で、紫の作業服姿の澤井社長が黄色(きいろ)っぽい粒を手に載せて、パハリッチ社長に差し出している。パハリッチ社長が粒をつまみ上げると、澤井社長も粒を手に取る。 きゅう舎の前で立ち止まる澤井社長やパハリッチ社長たち。 料亭。引き戸の障子から光が差し込む和室。テーブルの上には、キューブ型の白い牛脂の載った平たい鉄鍋、コンロ、グラスにつがれたビール、大皿に載った薄切り肉や春菊、しいたけ、豆腐などが置かれている。 和帽子(わぼうし)をかぶった白衣姿(はくいすがた)の男性が、はしを使って肉を1枚ずつ平たい鉄鍋に入れる。肉を入れた鉄鍋に割下が注がれると、鍋の表面で褐色の泡が立つ。 テーブルを囲むパハリッチ社長たち。一人ひとりの前に置かれたお盆には料理が並んでいる。器に入ったすき焼きを、はしで口に運ぶパハリッチ社長。何度もうなずいて笑顔になる。

ナレーション: 和牛のえさ、飼育環境などをくまなく見て回り、本場での和牛の食べ方を知るため、レストランで近江牛(おうみぎゅう)のすき焼きに舌鼓。

映像説明: 事務所。楕円型の机の上には写真入りのパンフレット。奥に青いシャツを着た澤井社長が座り、澤井 社長の右側に2人の日本人男性、右側にパハリッチ社長の一行が座っている。澤井社長を見ながら身振りを交えて話すパハリッチ社長。

ナレーション: その後、輸入に向けて詰めの商談を行った。

映像説明: 事務所の打ち合わせスペースのテーブル席に座っているパハリッチ社長がインタビューに答える。 外から光がさしこむきゅう舎。仕切られたスペースの中で、何十頭もの黒い牛がゆったりと過ごしている。 事務所の打ち合わせスペースで、身振りを交えながら話を続けるパハリッチ社長。

テロップ: VIC’S MEAT(びっくす みーと) アンソニー・パハリッチ 社長

パハリッチ社長・英語: 彼らの施設は ワールドクラスで非常に良く、牛がとても幸せそうに見えた。 2019年の初めには、オーストラリアで近江牛(おうみぎゅう)を販売したい。

映像説明: 認定書や和牛のポスターが飾られたパーテーションの前に立つ、青いシャツを着た澤井社長がインタビューに答える。 事務所内で、パハリッチ社長一行と澤井社長たちが集まり、握手をしたり、手を前に出して重ねたりしている。そのまま笑顔をカメラに向けて記念撮影。パハリッチ社長の隣には、黒縁の眼鏡をかけた青いジャンパー姿の定松(さだまつ)社長。

テロップ: 澤井牧場 澤井 隆男 社長

澤井社長: やはり近江の良さを、おー、ここで感じ取っていただいた。 それによって、握手をさしていただいて、えー、今後の流通につながるという大きな感触を得られたと思います。

スタジオの宮瀬キャスター: オーストラリア国内でも和牛を生産しているにも関わらず、バイヤーが「品質の高い和牛が不足している」と話していたのが印象的でした。 オージービーフは、日本ですっかりお馴染みですが、オーストラリアでも、本物の和牛にもっと親しんでもらえたらうれしいですね。

映像説明: 宮瀬キャスターがお辞儀をする。

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