アフリカをビジネスのパートナーに! ‐TICAD7に見る新たな可能性‐

2019年09月26日

日本政府主導でアフリカの開発について幅広いテーマで話し合う国際会議、「アフリカ開発会議(TICAD)」。今回、横浜で開催された「TICAD7」のポイントの一つは、民間ビジネスの拡大だ。併催イベントの「ビジネスフォーラム&EXPO」では中小企業も含め、日本・アフリカ双方の参加者が新たなパートナーを求めてそれぞれの魅力をアピールした。今、アフリカでも多くのスタートアップが生まれている。現地ならではの発想から生まれた装置やサービスがピッチで披露され、日本企業との商談も活発に行われた。アフリカにどのようなビジネスの可能性が見出せるのか。「TICAD7」の現場を取材した。

(14分28秒)

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テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ブースの壁に、「MAKE IT KENYA」と白い縁取り(ふちどり)のある黒の文字で書かれた立体看板が掲げられ、その下に地図が映し出されたモニターが取り付けられている。赤や緑、黄色(きいろ)でルートが示された地図の映像が、ヘルメットをかぶり、話をする男性の映像に変わる。その隣には、縦長のシート状のモニター。3つに分割された画面のいずれにも、緑が広がる岩山をバックに「MAGICAL Kenya」のロゴが表示され、スーツ姿で話をする男性の映像に切り替わる。 ポールスタンドに立てられたケニア国旗、ウォーターサーバーやポット、ワインの瓶など、さまざまなものが置かれたブースの中で、黒いスーツにワイン色(いろ)のネクタイ姿で眼鏡を掛けた男性がインタビューに答える。

テロップ: ケニア国旗 駐日ケニア共和国大使館 フェスタス・M.・ワングェ 公使参事官

ワングェ公使参事官・英語: TICAD6(ティカッド シックス)以降、多くの変化があった。 このTICAD7(ティカッド セブン)のあとも、こうした良い流れが続くことを期待している。

映像説明: 背の高い街路樹が並び、植え込みのある広い中央分離帯がある片道2車線の大通りが、高層ビル群に向かって延びている。右手には、2階建ての巨大な建物。平らな屋上には、7つの細長い三角屋根が平行に並んでいる。

テロップ: 横浜市

ナレーション: ケニアで開催されたTICAD6(ティカッド シックス)から3年。

映像説明 幾何学模様の入った緑、黄、青、赤、黒のカラフルな布地を並べたような看板。白い文字で「The Seventh Tokyo International Conference on Africa Development」、「第7回アフリカ開発会議」と書かれ、アフリカ大陸の地図と数字の7を組み合わせたTICAD7(ティカッド セブン)のマークの下部に、「TICAD(ティカッド)」、「YOKOHAMA JAPAN 2019」と書かれている。 赤いじゅうたんが敷かれた会場内。カラフルな布地を並べたような「第7回アフリカ開発会議」の巨大パネルの前にひな壇が設けられ、60人ほどのスーツ姿の人々が3列に並んで立っている。ほ とんどの人がスーツを着るなか、7人ほどが体をすっぽりと覆う白や水色の民族衣装を身につけている。最前列中央には、グレーヘアの男性を挟(はさ)んで、紺のスーツを着た安倍晋三首相とグレーのスーツ姿の麻生太郎大臣が笑顔を見せ、カメラのフラッシュを浴びている。(コピーライト内閣広報室)

ナレーション: アフリカのさらなる成長に期待が高まるなか、第7回アフリカ開発会議、TICAD7(ティカッド セブン)が横浜で開催された。

映像説明: ブロックで舗装された屋外の細い道。携帯電話を耳にあてて歩くスーツ姿の男性や、立ち話をしている男女など、8人ほどの人々がいる。両脇に背の高いポールが並び、黄色(きいろ)のアルファベットで「TICAD(ティカッド)」と書かれた色とりどりの旗がはためいている。通路の左手には、三角屋根の大きな白いテントがずらりと並んでいる。 明かりが抑えられた会場内。壁には、「TICAD NAIROBI(ティカッド ナイロビ) 2016」と書かれ、数字の6と地球のイラストを組み合わせ、手のひらに載せたデザインのマークが描かれている。数百本もの白い花で飾られた壇上のテーブルの後ろには、25人ほどの人々がイヤホンをつけ、3列に並んで座っている。 中央には、「JAPAN」と書かれたプレートと日本の国旗を前に、薄いグレーのスーツを着た安倍首相。左隣には、「KENYA」と書かれたプレートと国旗を前に、黒のスーツに赤いネクタイをつけた男性、右隣りには、体をすっぽり覆う白い衣装を身に着け、つばのない帽子をかぶった男性が座り、一番右端には「UN」と書かれたプレートを前に、紺のスーツにスキンヘッドの男性が座っている。ステージの前には大勢の人が座り、写真を撮ったり、メモを取ったりしている。 白いテントの中。三角屋根の天井から、「100 Partners JAPAN JETRO(ハンドレッド パートナーズ ジャパン ジェトロ)」と書かれた青い垂れ幕が数枚ぶら下がっている。中央の広い通路の左右には、青のパーティションにポスターやパネルが貼られたブースが並び、スーツを着た人々が立っている。ブースには、「JGC CORPORATION」、「TOYOTA TSUSHO(とよたつうしょう) CO.」などと書かれた看板が掲げられている。(2016年 TICAD6(ティカッド シックス)(ナイロビ))

ナレーション: TICAD(ティカッド)は1993年に、日本政府(にほんせいふ)が主導で立ち上げた、アフリカの開発を支援する国際会議。

映像説明: スーツ姿の人々が行き来するパシフィコ横浜の建物の外の通路。すぐ脇には、高層マンションがいくつも建ち並ぶ。ひさしから下がる垂れ幕には、アフリカ大陸の中にひし形が描かれたマークと、「JAPAN‐AFRICA BUSINESS FORUM & EXPO」、「日本・アフリカ ビジネスフォーラム&EXPO」と書かれている。柱に取り付けられた紫の案内板には、「パシフィコ横浜」と書かれ、「展示ホール」、「アネックスホール」の上に上向きの矢印が、「ハーバーラウンジ」の上に右向きの矢印が示されている。 客席側の照明が落とされた大きなステージ。壇上の正面には大きなスライドが映し出され、スライドの下には日本の国旗を含む、青や緑、黒の旗が置かれている。旗の前に設置されたボックス席は、TICAD7(ティカッド セブン)のアフリカ大陸のマークが入ったパネルで覆われ、スーツ姿の人々が、横に5人、3列に並んで座っている。左手には、長机(ながづくえ)が3台、横一列に並べられ、スーツを着た男性たちが腰かけている。それぞれの前に水の入った瓶とグラスが置かれている。 ステージ上の長机(ながづくえ)に座る紺色のジャケットを着た男性が、身振りを交えて話をしている。(コピーライト 内閣広報室)

ナレーション: 今回は、民間ビジネスの拡大も、大きなテーマとして取り上げられた。

映像説明: セッション会場。「TIDAD7 OFFICIAL SIDE‐EVENT(ティカッド セブン オフィシャル サイドイベント)」、「AFRICA/JAPAN STARTUPS PITCH(アフリカ ジャパン スタートアップス ピッチ)」、「アフリカ・日本 スタートアップピッチ」、「イノベーション推進&パートナー発掘」などと書かれた立て看板が掲げられている。演台(えんだい)の横で、ひげを生やし、眼鏡を掛けたスキンヘッドの男性が、赤いヘルメットを脇に抱えながらマイクを手に話をしている。 天井が高い展示会場。たくさんの人がブースに掲げられたパネルを見たり、話をしたりしている。手前の広いブースには、門の形の白い壁が作られ、上部には「cfao(セーファーオー)」、「TOYOTA TSUSHO(とよたつうしょう)」と書かれている。左側には巨大な黒いアフリカ大陸の地図が掲げられ、オレンジや緑などのランプが点灯している。ブースに展示された白い車には、屋根の上に赤と青のランプが取り付けられ、赤の文字で「AMBULANCE」と書かれている。 別のブース。コンクリートのブロックと、ハンマーがついた箱型の機器を囲んで、青と白のストライプの半袖シャツを着た男性と、緑の作業服を着た男性が、グレーのチェックのスーツを着た男性と話をしている。 別のブース。富士山と、海の近くに建つ高層ビルや観覧車の風景、ピンクの花火の写真が入ったパーティションの前で、黒いスーツ姿の男性がマイクを手に話をしている。スーツ姿の男性や、ドレッドヘアの女性など4人の男女が、「City of Yokohama」と書かれた椅子に座って話を聞いている。 右手に置かれたハンガーラックには、花などの模様が入った白、紺、ピンクの浴衣が7着ほど吊るされている。

ナレーション: 今後のさらなる連携に、大企業だけでなく、中小企業も、大きな期待を寄せる。日本とアフリカのビジネスは、これからどう動いていくのか。

映像説明: グレーの壁の会場。紺のスーツを着て、胸元にTICAD7(ティカッド セブン)のマークのピンバッジをつけた安倍首相が、カメラのフラッシュを浴びながら、マイクの前で話をする。(コピーライト 内閣広報室)

安倍首相: 1世紀を超す、歴史を持つ、会社から、新興企業まで、投資の主体には豊かな、バリエーションがあり、皆、アフリカに価値を求めています。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。オリーブ色(いろ)のワンピース姿。

テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)

八木(やぎ)キャスター 世界は今、ジェトログローバルアイ。 今回、日本で開催された、TICAD7(ティカッド セブン)。それに合わせて、「日本・アフリカビジネスフォーラム」と「ビジネスエキスポ」が開かれました。今、アフリカビジネスは、大企業から中小企業へと広がり始め、アフリカ各国も意欲を見せています。

テロップ: アフリカをビジネスのパートナーに! ‐TICAD7(ティカッド セブン)に見る新たな可能性‐

映像説明: 大きな建物の脇の通路に、ノーカラーの白いジャケットと、青いVネックのトップスを着た八木(やぎ)キャスターが立っている。2階部分が鏡面ガラスで覆われた白い建物の屋上には、7つの細長い三角屋根が並んでいる。建物に沿って延びる通路には、ワイシャツ姿の人々が行き来している。

八木(やぎ)キャスター 今回は、TICAD7(ティカッド セブン)を取材するため、ここ、横浜にやってきました。これからのアフリカ開発やビジネスなどについて、こちらでさまざまなイベントが行われています。では早速、会場に入ってみましょう。

映像説明: 「JAPAN・AFRICA Business EXPO」、「日本・アメリカ ビジネスEXPO」と書かれた白い看板。「JAPAN」のJは、ウロコのような幾何学模様が入った大きな赤い文字で、「AFRICA」の「A」は、ひし形の幾何学模様が入った大きな青い文字になっている。 門の形のエントランスの上部に、「JAPAN・AFRICA Business EXPO」、「日本・アメリカ ビジネスEXPO」の白い看板が掲げられている。左右の青い柱には、白抜きの英語で「JETRO(ジェトロ) Japan External Trade Organization」と書かれたロゴが入っている。エントランスの右にはフロアマップのパネルが置かれ、左手のパネルには、アフリカ大陸と日の丸を組み合わせたマークに、「JAPAN・AFRICA Business EXPO」、「日本・アフリカ ビジネスEXPO」のロゴが入っている。会場は、スーツ姿の大勢の人でにぎわっている。 アフリカの伝統的な模様で彩られた白い壁の前に、スーツ姿の3人の男性が座っている。中央の黒いスーツにペイズリー柄の紫のネクタイをつけた男性がマイクを手に話をしている。右に座る青のストライプのネクタイをつけた男性が、うなずきながら、笑顔で話を聞いている。 「JETRO(ジェトロ)」の青いロゴが入った白い壁のステージ。白い法被を着た4人の男性が、しめ縄のついた大きな樽の前に立ち、紅白のリボンがついた木づちを振り下ろしている。法被の黒い襟には、白抜きの文字で「JAPAN・AFRICA Business EXPO」と書かれ、右胸にはTICAD7(ティカッド セブン)のロゴマーク、左胸にはひし形の模様が入った青いアフリカ大陸のマーク、袖にはJETRO(ジェトロ)のロゴが入っている。

テロップ: 2019年8月28~(から)30日 日本・アフリカビジネスフォーラム&EXPO 主催:ジェトロ

ナレーション: 今回ジェトロは、アフリカとのビジネスを発展させる目的で、「日本・アフリカ ビジネスフォーラム」と「ビジネスEXPO」を開催した。

映像説明: アフリカの伝統的な模様がデザインされ、「JAPAN‐AFRICA Business Forum」と書かれたパネルの前。紺色のスーツに紺地に赤のストライプのネクタイをつけた男性が、演台(えんだい)から延びる2本のマイクに向かって話をしている。 5つの白いひじ掛け椅子が並べられたステージ。手前から、白のクルーネックシャツに黒のジャケット、ライトブルーのデニム姿の男性、黒のスーツにチェック柄のネクタイ姿の男性、グレーのスーツ姿の男性、黒いジャケットを着た茶色の髪の女性、赤いつばなしのかぶった男性が座っている。手前に座る白のクルーネックシャツに黒のジャケット、ライトブルーのデニム姿の男性がマイクを手に取って話を始める。 茶色の髪の女性がマイクを手に左右を見回しながら話をしている。 赤いつばなしの帽子をかぶった男性が、マイクを持って話をしている。 同じステージに、スーツ姿の別の男性が4人座っている。手前に座る眼鏡をかけ、口ひげを生やし、黒のスーツ姿の男性が、マイクを手に身振りを交えて話をしている。 フチなし眼鏡をかけ、青いシャツに紺色のスーツ姿の男性がマイクを握る。

ナレーション: ビジネスフォーラムでは、アフリカ内外から政(せい)財界を代表する登壇者をむかえ、スタートアップや第三国連携をキーワードに、アフリカビジネスの現状と可能性を発信、

映像説明: 白いパーティションで区切られた、天井が高い会場。大きなスクリーンにスライドが投影され、「モデレーター / Moderator」の文字の下に、「Co‐Creation Hub(コ クリエーション ハブ)」の文字がある。 映し出されている女性の写真の横に、「Ms. Damilola Teidi-Ayoola(ミス ダミロラ・テイディ・アヨーラ)」、「Director, Incubation Unit, Co‐Creation Hub(ディレクター インキュベーション コ クリエーション ハブ)」と書かれている。ステージでは、赤いトップスを着たロングヘアの女性が、大勢の人々を前に話をしている。

テロップ: スタートアップ・ピッチ アフリカ7ヵ国10社のスタートアップによるプレゼンテーション

ナレーション: さらに、それらのテーマを深掘り(ふかぼり)した、スタートアップによるプレゼンテーションや、

映像説明: 別のセッションの様子。大きなスクリーンに、「Product Overview」、「BOLT‐Tester (BTS)」と題された英語のスライドが映し出され、小さなハンマーにコードでつながった、スマートフォンのような形の箱型の機器の写真が投影されている。ステージでは、眼鏡をかけた白いワイシャツ姿の男性がスクリーンを見ながら説明をしている。

テロップ: 特別セッション「アフリカを目指す中小企業」 中小企業8社がアフリカ展開への取り組みを紹介

ナレーション: 中小企業によるセッションも開催された。

映像説明: 「JAPAN・AFRICA BUSINESS EXPO」、「日本・アメリカ ビジネスEXPO」の看板が掲げられたエントランスの前。 天井の高い、広々とした展示会場に、紫、緑、黄色(きいろ)などに色分けされた、たくさんのブースが並んでいる。天井から吊り下げられた3枚の垂れ幕には、ひし菱形の模様が入ったアフリカ大陸と日の丸を組み合わせたマークと、「JAPAN AFRICA BUSINESS EXPO」、「日本・アメリカ ビジネスEXPO」と書かれたロゴマークが入っている。 「Japanese Companies Activities for Africa」と書かれた黄色(きいろ)の立て看板が並ぶ一角。スーツを着た人々や、ワンピース姿の女性、リュックを背負った女性など、大勢の人が足を止めてブースを見ている。 大勢の人々でにぎわう通路。「Morocco Now(モロッコ なう)」と書かれた小さな垂れ幕や、赤、白、黒の横三色の旗が掲げられている。行き交うスーツ姿の男性やTシャツ姿の女性、車椅子に乗った男性やブースの写真を撮る人たちもいる。

テロップ: ジャパン・フェア 日本企業(にほんきぎょう)156社が出展

ナレーション: そして、ビジネスエキスポでは、過去最大規模の156社の日本企業(にほんきぎょう)が、ジャパン・フェアに参加。中小企業が半数を超え、ビジネスの広がりが感じられた。

映像説明: 白いパーティションに青い電光看板が並ぶ一角。「ザンビア」と書かれた電光看板の横には、滝の写真が入ったポスターが貼ってあり、8人ほどの男性が二手(ふたて)に分かれて話をしている。奥のブースの電光看板には「エリトリア」と書かれている。

テロップ: アフリカラウンジ アフリカ45ヵ国が出展

ナレーション: さらに、アフリカからは45ヵ国が出展。

映像説明: 混雑する別の一角。「Africa Lounge」と書かれた円筒形(えんとうけい)の看板が掲げられている。赤地に黄色い模様が入ったワンピースに、白い水玉がついたボルドー色(いろ)のターバン型の帽子をかぶった女性や、スーツを着た男性が通路にたたずみ、大勢の人が立ち止まって話し込んでいる。

テロップ: 来場者数 2万人超

ナレーション: 来場者も2万人を超えた。

映像説明: 黄色(きいろ)の看板が並ぶ一角。通路の脇で八木(やぎ)キャスターが話をしている。

八木(やぎ)キャスター: こちらは、ジェトロが主催している、「日本・アフリカビジネスEXPO」の会場です。日本企業8にほんきぎょう)のブースでは、アフリカとの貿易を進めるために、多くの企業が出展していて、自社の製品やサービスを紹介しています。

映像説明: 大勢の人でにぎわう通路に、透明のパーティションで区切られた小さなブースがずらりと並んでいる。通路の先には、「Africa Lounge」の円筒形(えんとうけい)の看板が掲げられている。各国のブースの上の看板には、「ギニア共和国」、「REPUBLIC OF GUINEA」のように、国名が英語と日本語で併記され、それぞれの国の国旗が描かれている。 パーティションで囲まれた一角。ブルーグレーのスーツを着た男性が、白い半袖のポロシャツを着た男性と、ベージュ色(いろ)のブラウスを着た女性と話をしている。 紫の看板が掲げられたエリアの一角に、4人の男女が足を止めている。グレーのスーツを着た女性が、小さな拡声器のような形の機器のハンドルを握っている。ピンクのブラウスにグレーのジャケット姿の女性と、スキンヘッドに眼鏡をかけた男性、紺のスーツ姿の男性が機器を見つめている。 会場に展示されているオレンジのクレーン車の前で、4人が並んで記念撮影をしている。

ナレーション: 活気に溢れる会場では、要人もブースを回るなど、日本・アフリカともに、今回のTICAD(ティカッド)への大きな期待が見られた。

テロップ: ザンビア国旗 ザンビア クリストファー・ヤルマ 商業貿易産業相

映像説明: 展示されているオレンジのクレーン車の前で、スキンヘッドに眼鏡をかけたヤルマ商業貿易産業相がインタビューに答える。隣で、八木(やぎ)キャスターが話を聞いている。

ヤルマ商業貿易産業相・英語: TICAD(ティカッド)の下(もと)で、協力関係は拡大しており、 アフリカ諸国のために多くの利益が生み出されている。 日本企業(にほんきぎょう)は再生エネルギー分野でも協力してくれていて、 今回、MOU(エムオーユー)を結ぶことになっている。

映像説明: ライトアップされた白い棚に、「ナイジェリア連邦共和国」、「NIGERIA」と書かれたプレートと、プラスチックのボトルやスパイスの瓶などの特産品やパンフレット、「ガーナ共和国」、「GHANA」と書かれたプレートとピンクの織物や木製の置物、カカオの果実など、さまざまな国名が書かれた小さなプレートと特産品が置かれている。白い棚は3段になっていて、上部には「Specialty Africa」と書かれている。その棚の前で、八木(やぎ)キャスターが話を始める。 白い棚には、木製の置物やピンクの織物などが置かれたガーナ共和国の特産品や、エジプト、モーリシャス共和国、チュニジア共和国などの特産品などが並んでいる。 満席のセッション会場。「JAPAN・AFRICA Business EXPO」、「日本・アフリカ ビジネスEXPO」と書かれた白い壁に、棒グラフが投影されている。演台(えんだい)では、スーツを着た男性が、画面を指しながら話をしている。 セネガル共和国のブース。壁には、海の写真や、かやぶき屋根に白壁の小屋の写真、ドレッドヘアの女性の写真などがブース一面にと貼りつけられており、赤と黄色(きいろ)に塗り分けられた大きなボールが飾られている。ブースの前には、体をすっぽりと覆う紫の衣装をきた男性と、白と青のチェック柄のシャツを着た男性が話をしている。

八木(やぎ)キャスター: こちらはアフリカラウンジです。ここではアフリカから40ヵ国以上の国が出展し、日本の企業や投資家に向けて、ビジネス環境など、自分の国のPRをしています。

映像説明: アフリカラウンジの別の一角。八木(やぎ)キャスターが、手を挙げてブースの1つを示しながら通路を歩いていく。看板には「ブルキナファソ」、「BURKINA FASO(ブルキナファソ)」の文字と、上半分は赤、下半分は緑で、中央に黄色い星がデザインされた国旗が描かれている。ブースの壁には、赤い格子柄に鳥をあしらった幾何学模様のデザインの布が飾られている。ブース前の陳列台には、日本とブルキナファソの小さな国旗が飾られ、数種類のパンフレットと、綿、穀物、木の実(きのみ)などが入った小さな籠がいくつも並べられている。白、黒、青のストライプのジャケットを着た男性と、眼鏡をかけ、ドレッドヘアを後ろで束ね、白と黒のストライプ柄を組み合わせた長袖ワンピース姿の女性、茶色と白の柄物のノースリーブのワンピース姿の女性が八木(やぎ)キャスターに笑顔で挨拶する。

八木(やぎ)キャスター: あ、こちらブルキナファソという国のブースなんですが、いろいろなものが置いてありますね。こんにちは。

映像説明: 茶色と白の柄物のノースリーブのワンピース姿の女性と、眼鏡をかけ、ドレッドヘアを後ろで束ね、白と黒のストライプ柄を組み合わせた長袖ワンピース姿の女性が白い歯を見せてほほえむ。 白、黒、青のストライプのジャケットを着た男性が、テーブルに置かれた展示物を指しながら話をしている。

ナレーション: 西アフリカに位置する、ブルキナファソ。TICAD7(ティカッド セブン)を契機に、もっと日本企業(にほんきぎょう)とのつながりを深めたいという。

映像説明: 白、黒、青のストライプのジャケットを着た男性が、インタビューに答える。

広報担当者・日本語: ブルキナファソにもビジネスマンとして、と、日本の企業たちが、ま、つながりましょうかなと、みんなずっと思っています。はい。

映像説明: 白を基調にしたブース。壁には、「Invest in RWANDA」や、「安定した経済成長」などと書かれた青いパネルと、さまざまなパターンの白と黒の幾何学模様のパネルが貼られている。ブース前の陳 列台にはパンフレットや冊子、瓶詰めの丸い実や、商品のパッケージ、大きな籠が並んでおり、ブースの中にはグレーのスーツを着た背の高い男性が立っている。八木(やぎ)キャスターが、籠の中をのぞき込む。 八木(やぎ)キャスターが、黄色い花や、熱帯植物の葉などのイラストが入った白い紙コップに口をつけ、何かを飲む。 ブースの中にいるグレーのスーツを着た背の高い男性が、コップを手にした八木(やぎ)キャスターと話をしている。 八木(やぎ)キャスターが、通訳の女性を交え、うなずきながら男性の話に耳を傾けている。

ナレーション: 一方、こちらはルワンダ。農産品だけでなく、ICT分野の振興策などから、多くの企業から注目が高まっているという。

映像説明: グレーのスーツを着た背の高い男性がインタビューに答える。

テロップ: ルワンダ国旗 ルワンダ開発庁 投資マーケティング部 フィリップ・ラッキー さん

フィリップ・ラッキーさん・英語: 日本の企業からも現地でのビジネスを強く希望しているという話を聞いている。

映像説明: 「Africa Lounge」と書かれた円筒形(えんとうけい)の看板が掲げられたスペースの周りに、大勢の人が集まって立ち話をしている。 ライトグレーのスーツを着た男性が、スマートフォンを耳に当てて話をしている。

ナレーション: 盛り上がりを見せるアフリカラウンジ。

映像説明: 「ガーナ共和国、「REPUBLIC OF GHANA」と書かれ、赤、黄、緑の横縞の中央に黒い星がデザインされた国旗が描かれた看板のあるブース。2頭の象や赤いトラクター、カカオの果実、高層ビルの建つ市街地など、さまざまな写真が貼られた壁の前で、赤と青のストライプのちょうネクタイをつけ、グレーのスーツ姿で眼鏡をかけた男性が、八木(やぎ)キャスターと、通訳の女性を交えて笑顔で話をしている。右手の壁際に貼られたポスターには、シアバターの実の写真と、黄色(きいろ)のラベルが貼られた丸い缶の写真が入っている。 ポスターの下に置かれた2段の棚には、ガラス瓶に詰められたシアバターの実や、赤や黄色(きいろ)の袋に入った商品が並んでいる。ライトグレーのスーツを着た男性が、棚の上に手をのばし、黄色いラベルが貼られた丸い缶を手に取り、指さしながら八木(やぎ)キャスターに見せる。

ナレーション: 日本企業(にほんきぎょう)との連携が拡大するガーナでは、ジェトロも来年、事務所を開設する予定だ。

映像説明: ガーナ共和国のブースの中で、赤と青のストライプの蝶ネクタイをつけた男性がインタビューに答える。 日本・アフリカ ビジネスEXPOの会場。白い壁に投影されたスライドには、赤字に白い文字で「Benefits of Partnership between Ghanaian company and Japanese Organization」のタイトルと、白地に赤い文字で「THE AJINOMOTO FOUNDATION(ジ アジノモト ファウンデーション)」と書かれている。黄色いポロシャツを着た男性が、白い演台(えんだい)に立って話をしている。 ガーナ共和国のブースで、赤と青のストライプのちょうネクタイをつけ、グレーのスーツ姿で眼鏡をかけた男性が話を続ける。

テロップ: ガーナ国旗 ガーナ投資促進センター ヨフィ・グラント CEO

ヨフィ・グラント CEO・英語: ガーナは今、援助を受ける立場から、貿易を行う国へと向かっている。 求めているのは資金援助ではなく、投資と連携だ。 日本企業、それも多くの中小企業とのビジネスが行われることを望んでいる。

映像説明: セッション会場の客席。イヤホンをつけた大勢の人が座り、メモを取っている人も多くいる。 大きなスクリーンのあるセッション会場。スクリーンには、笑顔の男性の写真と、赤い文字で「Co‐Creation Hub(コ クリエーション ハブ)」、黒い文字で「Mr. Bosun Tijani(ミスター ボスン・ティージャーニー)」、「CEO / Co‐founder(コ ファウンダー)」、「Co‐Creation Hub(コ クリエーション ハブ)」の文字が映し出されている。演台(えんだい)には、紺のジャケットを着て、ひげを生やした(はやした)男性がマイクを手にして立っている。大きなスクリーンの下には、ボルドー色(いろ)のトップスを着た女性と、ジャケットを着た男性が2人座っている。 大きなスクリーンの左横の演台(えんだい)で、紺のジャケットを着てひげを生やした男性が、マイクを持ちながら話をしている。演台(えんだい)には、「AFRICA‐JAPAN STARTUPS PITCH(アフリカ ジャパン スタートアップス ピッチ)」と書かれている。

テロップ:スタートアップ・ピッチ

ナレーション: 一方、こちらの会場では、ビジネスフォーラムのテーマであるスタートアップによるピッチが行われていた。

映像説明: 大きなスクリーンに、「AC GROUP」と書かれた映像が映し出されている。大きなスクリーンの左横の演台(えんだい)に白いワイシャツ姿の男性が立ち、マイクを握って話をしている。 演台(えんだい)に、茶色のロングヘアで黒いジャケット姿の女性が立ち、マイクを持ちながら身振りを交えて話をする。 大きなスクリーンの下に座る3人。真ん中に座る眼鏡を頭に載せた紺のジャケット姿の男性が、マイクを握り、演台(えんだい)の方を向いて話をしている。左隣のえんじ色(いろ)のトップスの女性が、マイクを手に笑顔で話を始めようとする。 演台(えんだい)に、かっぷくの良い、グレーのスーツ姿の男性が立って、マイクを持ちながら話をしている。 客席。パイプ椅子に座る大勢の人々が正面を見つめている。 耳に白いだ円形の機器やイヤホンをはめている人や、壇上の方に向かってスマートフォンを構えている人もいる。

ナレーション 登壇したのは、アフリカ全土から選出された10社のスタートアップ。現地が抱える課題に、アフリカならではの発想でイノベーションを起こそうとする、スタートアップが数多く生まれており、日本企業(にほんきぎょう)の新たなパートナー候補となっている。

映像説明: セッション会場の大きなスクリーンにスライドが映し出されている。赤の文字で「Casky(キャスキー)」と書かれたロゴの下に、ひげを生やしたスキンヘッドで白いシャツ姿の男性の写真と、黒い文字で「Mr. Abid Khirani(ミスター アビド・キラニ)」、「Founder」、「Casky(キャスキー)」、「Morocco(モロッコ)」と書かれている。 画面が赤いスクーターに乗っている人のイラストと、「saving moto drivers LIVES」の文字に変わる。ひげを生やしたスキンヘッドで白いシャツ姿の男性が赤いヘルメットを小脇に抱え、大きなスクリーンの左側にある演台(えんだい)に立ち、マイクを持って話をしている。 スキンヘッドで白いシャツ姿の男性が、赤いヘルメットを小脇に抱え、マイクを持って話しながら演台(えんだい)の前に出てくる。 スキンヘッドで白いシャツ姿の男性が、耳につけたイヤホンにつながれた黒い機器を手に持ちながら、話を続ける。

テロップ: モロッコ国旗 Casky(キャスキー) アビド・キラニ CEO

ナレーション: 壇上に上がったのはモロッコの企業。バイクの需要が高いモロッコで、事故を未然に防ぎたいと考え、開発したという商品がこちら。

映像説明: 会場の一角で、スキンヘッドで白いシャツ姿のキラニCEOが赤いヘルメットを抱えて立っている。ヘルメットの後頭部に、手のひらサイズの赤いだ円形の機器を取り付ける。 取り外された赤いだ円形の機器。4つのライトがついていて、不規則に点灯している。 木目調の長机(ながづくえ)に、赤いチラシが置かれている。スクーターに乗った人のヘルメットの後頭部から、電波を発信しているようなイラストが描かれていて、「Saving Moto Drivers LIVES」という文字が書かれている。 パーティションで区切られた商談スペース。キラニCEOが赤いヘルメットを木目調の長机(ながづくえ)に置き、右隣に座るグレーのスーツ姿の女性と、正面に座る白いワイシャツを着た男性と話をしている。

テロップ: ブレーキランプや方向指示器の役割と 事故データを収集しアプリと連携できるIoT(アイオーティー)装置

ナレーション: ヘルメットに装着するIoT(アイオーティー)装置。ブレーキランプなどの役割に加え、位置情報などの事故データの収集やアプリとの連携といった機能が付いている。

映像説明: キラニCEOが、向かいに座る白いワイシャツを着た男性の方を見て、うなずきながら話を聞いている。

ナレーション: さらなるステップアップのため、日本企業(にほんきぎょう)とのコラボレーションも視野に入れているという。

映像説明: 白いパーティションが並ぶ商談スペースの一角。「Casky(キャスキー)」と書かれ、キラニCEOの顔写真などが入った紙が貼られたパーティションの前で、キラニCEOがインタビューに答える。 赤いヘルメットをかぶり、後頭部に取り付けた、だ円形の機器を見せるキラニCEO。ヘルメット姿のまま笑顔で振り返る。 ヘルメットをかぶっていないキラニCEOが、ほほえみながら話を続ける。

キラニCEO・英語: 当社と日本のバイクメーカーが協力することによって、 世界中のドライバーに安全を届けられると考えている。 日本企業(にほんきぎょう)とともに、大きなビジネスができればと思う。

映像説明: スタートアップのプレゼン会場。グレーのスーツを着たかっぷくの良い男性が、演台(えんだい)に 立ち、マイクを持ちながら話をしている。大きなスクリーンでは、「PROBREM」のタイトルがあり、ノートパソコンを見る人々の写真と英語の説明文が入ったスライドのあとに、「SOLUTION」のタイトルがあり、太陽光パネルなどの写真と英語の説明文が入ったスライドが映し出されている。スライドの左上には「LIFI‐LED(ライファイ エルイーディー)」のロゴマークが表示されている。 演台(えんだい)で、グレーのスーツを着たかっぷくの良い男性が、マイクを手に、客席とスクリーンを交互に見ながら話をしている。

テロップ: LIFI‐LED(ライファイ エルイーディー) バルマ・アンジュ・フレデリック CEO

ナレーション: ライファイという、LED(エルイーディー)の光を利用した通信技術を紹介していたのは、コートジボワールから参加した企業。

映像説明: グレーのスーツを着たかっぷくの良い男性が、マイクを手に身振りを交えて話を続ける。 商談スペース。グレーのスーツを着たかっぷくの良い男性が、白いジャケット姿の女性、黒いブラウスを着た女性、白い半そでのシャツを着た男性と、木目調の長机(ながづくえ)を囲んで話をしている。 グレーのスーツを着たかっぷくの良い男性が、隣に座る白いジャケット姿の女性とうなずきながら話をしている。

テロップ: Li‐Fi(ライファイ) LED(エルイーディー)の光を用いた無線通信技術 電波の届かない場所でも通信を行うことが可能

ナレーション: 電波が届かない場所でも通信が行えるこの技術を、電力・通信インフラの整っていない農村部へも広げたいと考えている。

映像説明: 商談スペースの一角で、グレーのスーツを着たかっぷくの良いフレデリックCEOが、インタビューに答える。 フレデリックCEOが、向かいに座る白い半袖のシャツを着た男性の話をうなずきながら聞いている。 演台(えんだい)に立つフレデリックCEOが、マイクを持ちながら、笑顔でうなずいている。 商談スペースの一角で、フレデリックCEOが身振りを交えて話を続ける。

フレデリック CEO・フランス語吹き替え: 日本企業(にほんきぎょう)から技術面での支援を得て、 研究開発や、アフリカで製品を作ることができる体制を整えて、 今後、さらなるイノベーションに向けて連携していきたいと思っています。

映像説明: 満席の商談スペース。木目調の長机(ながづくえ)を囲んで人々が話をしている。フレデリック CEOの正面に座る、白い半袖のシャツを着た男性が、膝にノートパソコンを載せて話をしている。白いジャケット姿の女性がメモを取っている。 白いジャケット姿の女性と、フレデリック CEOが身振りを交えて話をしている。

ナレーション: このLifi(ライファイ)技術に注目した、家庭用ソーラーシステムを開発している日本企業も、早速商談に訪れていた。

映像説明: 木目調の長机(ながづくえ)が置かれた商談スペースの近くで、白い半袖のシャツを着た男性が、インタビューに答える。 笑顔のフレデリック CEOが白い半袖のシャツを着た男性と話をし、握手を交わす。 企業ロゴの入った紙が貼られたパーティションの前で、白い半そでのシャツを着た男性と、フレデリック CEO、黒いスーツにリュックを背負った男性が並んで立ち、笑顔を見せる。黒いブラウスを着た女性が、スマートフォンをかざして撮影している。 木目調の長机(ながづくえ)が置かれた商談スペースの近くで、白い半袖のシャツを着た男性が話を続ける。

テロップ: 家庭用ソーラーシステム開発 浜田 上田 俊秀(うえだ としひで) さん

上田さん: やっぱり自分たちの技術を、こう、これで出来るんだとか、アフリカを良くしたいんだっていう思いがやはり強いので、 あの、スタートアップの企業さんの方が、どちらかと、大きな、あの、企業さんと話した時よりも、 フットワーク軽く、一緒にできるなっていうので、あのー、楽しみにしております。

映像説明: 商談スペース。黒い長袖シャツを着た男性が、黒いスーツを着た女性と並んで座り、向かいに座る紺に白のストライプのスーツを着た男性、黒のスーツ姿の男性と長机(ながづくえ)を囲んで話をしている。 黒い長袖シャツを着た男性が、向かい合って座る2人の男性と話をしている。

テロップ: ナイジェリア国旗 RelianceHMO 共同創業者 マヤキ・マシュー さん

ナレーション: ナイジェリアからは、医療保険のサービスを紹介している企業も参加していた。

映像説明: 顔写真入りの紙が貼られたパーティションの前で、黒い長袖シャツを着たマシューさんがインタビューに答える。 セッション会場。黒い長袖シャツを着たマシューさんが演台(えんだい)に立ち、マイクを手に話をしている。 顔写真入りの紙が貼られたパーティションの前で、黒い長袖シャツを着たマシューさんが話を続ける。

マシューさん・英語: 私たちは、安価で加入しやすい健康保険をナイジェリア、そしてアフリカ全体に提供している。 ナイジェリアの公的な保健サービスは、まだとても低品質なので。

映像説明: 大きなスクリーンのあるスタートアップのプレゼン会場で、えんじ色(いろ)のトップスをきた女性が演台(えんだい)に立ち、マイクを手に話をしている。 えんじ色(いろ)のトップスを着た女性が、大きなスクリーンの下に置かれた白い椅子に座り、マイクを使って話をしている。

テロップ: ナイジェリア最大手インキュベーションセンター Co‐Creation Hub(コ クリエーション ハブ) ダミロラ・テイディ・アヨーラ ディレクター

ナレーション: 彼女は、ナイジェリアのインキュベーションセンターのアヨーラさん。アフリカ企業の盛り上がりについて話を聞いた。

映像説明: 白い壁に貼られたTICAD7(ティカッド セブン)のポスターの前で、えんじ色(いろ)のトップスを着たアヨーラ ディレクターがインタビューに答える。

アヨーラ ディレクター・英語: 今、アフリカではスタートアップに活気がある。 すでに、多くの日本の企業がアフリカの大企業だけでなく、 スタートアップにまで投資を進めている。 投資と連携の両面で、大い(おおい)に関心をもっている。

映像説明: 商談スペースで、大勢の人々が立ち話をしたり、木目調の長机(ながづくえ)を囲んで話をしたりしている。 頭を白い布で覆い、眼鏡をかけた女性が、向かいに座る茶色と白のチェックのジャケットを着た男性と話をしている。頭を白い布で覆った女性の右隣で、オフホワイトのブラウスを着た女性がペンを手に話を聞いている。 赤と白のストライプのネクタイにグレーのジャケット姿の男性が、紺のスーツを着た男性と向かい合って話をしている。隣で眼鏡をかけた女性がメモを取っている。

ナレーション: スタートアップとのコラボレーションは、今後、アフリカでビジネスを展開する一つの手段になるとジェトロ、ヨハネスブルク事務所長の根本(ねもと)は話す。

映像説明: 青いフレームの中に、青、赤、緑、黄色(きいろ)のテープが不規則に張られたデザインのカラフルなパネルに、「JETRO(ジェトロ)」のロゴが入った看板が掲げられている。カラフルなパネルの前で、からし色(いろ)に白いドット柄のネクタイを締め、グレーに白のストライプのスーツ姿の根本(ねもと)がインタビューに答える。 商談スペース。大勢の人が木目調の長机(ながづくえ)を囲んで身振りを交えて話をしている。 黒い長袖シャツを着たマシューさんが、向かいに座る紺と白のストライプのスーツを着た男性の話に耳を傾けている。 展示会場。「ルワンダ共和国」、「REPUBLIC OF RWANDA」や「セーシェル共和国」、「REPUBLIC OF SAYCHELLES」などの看板があるブースの周りのスペースで、人々が丸テーブルを囲んで談笑している。奥には「Kaneka」と書かれた大きなブースがある。 会場の一角。たくさんの人が、笑顔で立ち話をしている。 カラフルなパネルの前で、からし色(いろ)に白いドット柄のネクタイを締め、グレーに白のストライプのスーツ姿の根本(ねもと)が話を続ける。

テロップ: ジェトロ ヨハネスブルク事務所 所長 根本 裕之(ねもと ひろゆき)

根本所長(ジェトロ ヨハネスブルク事務所): アフリカには、アフリカならではの優良な企業というのが、数多くありますので、 相性ですね、良いパートナーを見つけて、 彼らのブランド力ですとか、ネットワーク力ですとか、というのを生かしながらですね、 えー、現地にて、ビジネスを展開していくっていうことが重要だと思っております。

映像説明: 大勢の人でにぎわう展示会場を、八木(やぎ)キャスターが歩いていく。 会場の一角を占める大きなブース。赤い3つのダイヤのマークに、「MITSUBISHI ELECTRIC」と書かれた白い看板が掲げられ、モニターがいくつも設置されている。モニターの1つには、緑のある場所で3つの羽根が回る風力発電機が映っている。 別の大きなブース。八木(やぎ)キャスターが指し示すブースには、アルファベットのSの字をデザインした赤いマークに、青で「SUZUKI」と書かれた看板が掲げられ、黄緑色(きみどりいろ)の車が展示されている。車の足元のパネルには、「Jimny」(ジムニー)と書かれている。

ナレーション: こちらは、再びビジネスエキスポ内(ない)のジャパン・フェアの会場。大小さまざまなブースが立ち並ぶ。大手メーカーは、車両の展示やデモンストレーションを行なっていた。

映像説明: 八木(やぎ)キャスターが、小さなステージのある白いブースに近づいていく。

八木(やぎ)キャスター: へえ…。ヘアスタイルを…。

映像説明: ステージの床には「Kanekalon(カネカロン)」と書かれたロゴが描かれ、壁には、黄色(きいろ)やオレンジなどの色の髪を編み込んで、アップスタイルにしている女性2人の写真と、「Kanekalon(カネカロン)」のロゴマークが掲げられている。壁にかけられたモニターにはドレッドヘアの女性の映像が映っている。小さなステージの上では、黒いケープを着て椅子に座る女性の髪に、2人の女性が触っている。 黒いケープを巻いた女性の黒髪のところどころに赤い毛が編み込まれ、細い三つ編みが作られ、毛先に青や紫のカーラーが巻かれている。 ブースの前で、青い法被を着て眼鏡をかけた男性が、「X‐Pression(エクスプレッション)」と書かれた商品のパッケージを持ちながらインタビューに答える。八木(やぎ)キャスターが大きくうなずく。

青い法被を着て眼鏡をかけた男性: 私たちがどのようなビジネスをやっているのかというのを、実演できたらなあと思い、今回、やらせていただいております。

映像説明: 黒い金属製の門のような形の入口に、「HITACHI」と書かれた白い立体看板が掲げられ、明るい照明がたかれたHITACHIのブース。右手の柱の下の方には、モニターが取り付けられていて、インタビューのような映像が流れている。ブースには、左右に2本のアームがついたオレンジ色のクレーン車が展示されている。 「FUJIFILM(フジフイルム)」のロゴの白い電光看板の掛かるブース。「I」の上半分だけが赤くなっている。白い壁の上部に設置されたモニターには、赤いニットをかぶって、マスクをした少女が映っている。ブースの前の陳列台には、胸部のレントゲン写真が2枚並べられ、右側のレントゲンの一部に、中心が赤で、周りが黄色い丸印がついている。スーツ姿の男性2人が、ブースの前で話し込んでいる。 会場を歩く八木(やぎ)キャスター。展示されている品を手で示しながら、ブースに近寄っていく。 紫のブース。黒い文字で「For Earth, For Life」と、「Kubota」の緑のロゴマークが入ったアーチ形のバックパネルに、緑豊かな自然のなか、笑顔で並ぶ人々の写真が一面にプリントされている。 オレンジの胸元に白で「Kubota」のロゴが入ったポロシャツを着た男性の隣で、八木(やぎ)キャスターが丸いパンをほおばる。 2台の白い大型バイクが展示されたSUZUKIのブース。白いワイシャツに黒いズボン姿の男性がバイクにまたがっている。さまざまなバイクの写真がブースの壁一面に貼られている。

ナレーション: 今回のビジネスエキスポには、インフラや医療など、社会課題の解決に向けた製品が数多く並んだ。これらの分野には、日本の技術やノウハウへの期待も高い。

映像説明: 黄緑色(きみどりいろ)の看板が並ぶエリアで、八木(やぎ)キャスターが手でブースの1つを指し示しながら話し、立ち止まる。 八木(やぎ)キャスターが左右に並んだブースに目を向け、微笑みながら歩いていく。

ナレーション: そこにビジネスチャンスを見出そうと、多くの中小企業がそれぞれの強みをアピールしていた。

映像説明: 緑の看板が並ぶエリア。八木(やぎ)キャスターが、ブースの1つに向かって歩いていく。白いパーティションの前の展示台の前部に、「NITTO CONSTRUCTION Inc.」、「日東建設株式会社」と書かれた幕が張られている。幕には、北海道の地図の北部に丸印がつけられ、「OUMU」と書かれている。展示台の上には長方形や正方形のコンクリートの塊と長方形で液晶画面があり、上下左右の矢印などがあるグレーの箱型の機器とらせん状に巻かれたスパイラルコードでつながったハンマーが置かれている。八木(やぎ)キャスターがハンマーにそっと触れる。

八木(やぎ)キャスター: こちらは、コンクリートみたいなのが置いてますね。で、横にハンマーがありますけど…。

映像説明: ブースの上部に掲げられた垂れ幕には、「NITTO CONSTRUCTION」と書かれ、ヘルメットをかぶった人が小さなハンマーを握っているシルエットと、「CONCRETE TESTER AND SURVEYOR」など、商品説明が英語で書かれている。

テロップ: 日東建設

ナレーション: 訪れたのは、日東建設のブース。

映像説明: 白とグレーのストライプの長袖シャツに眼鏡をかけた男性が、展示されている長方形で上下左右の矢印などがあるグレーの箱型の機器とらせん状に巻かれたスパイラルコードでつながったハンマーを手にとり操作してみせる。箱型のグレーの機器の上部には、小さな横長の液晶画面と、上下左右の矢印ボタンがついている。

ナレーション: コンクリートの強度を測定する装置を開発している。

映像説明: 八木(やぎ)キャスターが、展示台の方を見ながら話をしている。

八木(やぎ)キャスター: 実際にじゃあ、私も、コンクリートをたたいてみます。いきます。せーの!

映像説明: 八木(やぎ)キャスターが、正方形のコンクリートの塊をハンマーでたたくと、ピッと電子音が鳴り、黄色い文字で「CONCRETE TESTER」と書かれた箱型のグレーの機器の液晶画面に、英語と数値が表示される。 白とグレーのストライプの長袖シャツに眼鏡をかけた男性が、八木(やぎ)キャスターと話をする。 ハンマーを握ったまま、八木(やぎ)キャスターが、展示台の上にある箱型のグレーの機器の方を見つめる。

白とグレーのストライプの長袖シャツに眼鏡をかけた男性: 今、測定ができました。

八木(やぎ)キャスター: できました? 良かったです。

映像説明: 「NITTO」や「CTS‐02V4」、「CONCRETE TESTER」の文字と、上下左右の矢印のある箱型のグレーの機器の上部からのびた、らせん状に巻かれたスパイラルコードが、金属製のハンマーにつながっている。 八木(やぎ)キャスターが、箱型の機器とハンマーを手にした眼鏡をかけた男性と、身振りを交えて話をしている。 日東建設のブースの前。白と青のストライプの半袖シャツに眼鏡をかけた男性が、展示台の上に置いたコンクリートの塊から突き出た金属製の棒のようなものを指先でつまみながら話をしている。赤いネクタイにグレーのスーツを着た男性が、機器を見つめながら話を聞き、うなずいている。

ナレーション: このように、誰でも簡単に使えることが、この装置の売り。インフラ整備が進むアフリカでは、建造物の耐久性が重要な課題となっており、安全性の確認にニーズがあるという。

映像説明: 白とグレーのストライプの長袖シャツに眼鏡をかけた男性が、インタビューに答える。

テロップ: 日東建設 技術開発部 岡本 真(おかもと まこと) さん

岡本さん: 現地の方(かた)も、その品質管理の大事さ、大切さっていうのも、ま、最近やっぱり、意識は高まってきてる…。

映像説明: 日東建設のブース。展示台の上に、正方形のコンクリートの塊と箱型のグレーの機器とらせん状のスパイラルコードでつながったハンマーが並べられている。 展示台の前で黒いスーツ姿の男性が、白と青のストライプの半袖シャツに眼鏡をかけた岡本さんと話をしている。岡本さんが展示台の上にある装置を手に取る。

ナレーション: すでにナイジェリアでこの装置を販売しており、今後のさらなる普及と販路拡大を目指している。

映像説明: 日東建設のブースの前で、黒いスーツ姿の男性が、インタビューに答える。

ケニアの検査業者・英語: われわれがまさに必要としているものだ。簡単に使えるし、この技術はすばらしい。

映像説明: 日東建設のブースの前。黒いスーツを着たケニアの検査業者の男性、白と青のストライプの半袖シャツに眼鏡をかけた岡本さん、緑の作業服を着ている男性が談笑している。 緑の作業服を着ている男性と並び、岡本さんが真剣な顔で話をしている。

ナレーション: 今回の出展での手応えは上々。しかし、販売を伸ばしていくには、課題もあるという。

映像説明: 日東建設のブースの中で、岡本さんがインタビューに答える。

岡本さん: ま、一応、簡単に誰でも測定できる装置なんですけれども、 やっぱり(販売員の)人材育成っていう部分ですかね。現地で、しっかり技術について、分かっている人がいる。 そういう状況を作っていくことが、まず、課題になってくるかなと思います。   映像説明: セッション会場。大きなスクリーンに英語で書かれたスライドが表示されている。左上に、英語で 「CHUWASTAR(チューワスター)」と書かれたロゴが入っており、中央の吹き出しの中に、「Medical wastes」と書かれている。吹きだしの周りには、「Infusion tube, bag」、「Cotton gauze(コットンガーゼ)」、「Gloves」、「Diapers」、「Syringe」、「Placenta」の文字とともに、医療廃棄物の写真などが映し出されている。演台(えんだい)では眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性が話をしている。 眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性が、演台(えんだい)で木製の細長い筒のようなものを掲げながら、話を続ける。細長い筒のようなものには、中央から先端にかけて切れ込みが入っている。

テロップ: 特別セッション「アフリカを目指す中小企業」

映像説明: たくさんの小さなブースが集まったエリア。上部の屋根には、白と青の看板に「UNITED NATIONS INDUSTRIAL DEVELOPMENT ORGANIZATION」と書かれ、「STePP(ステップ)」のロゴが書かれている。看板の下には縦長のパネルがずらりと並び、各企業の看板が取り付けられ、大勢の人が集まっている。 ブースの一角。黒い文字で「CHUWA(チューワ) INDUSTRIAL CO., LTD」と書かれた青と白のブースの前で、眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性が、英語で製品説明などが書かれたパネルを指でさしながら、八木(やぎ)キャスターと話をしている。

テロップ: 中和機工

ナレーション 次に話を聞いたのは、中和機工。国連工業開発機関「UNIDO(ユニド)」のブースに出展していた、焼却炉を開発している企業だ。

映像説明: パネルに描かれた焼却施設の断面図。赤い炎が上がる焼却炉から、煙突につながるパイプと冷却システムがイラストで描かれ、英語で各部の説明が書かれている。その右隣には、細長いパイプがいくつも取り付けられた、処理施設の外観の写真があり、図と写真の上には、使用済みの注射器やスポイトなどの写真も掲載されている。パネルの中央には黒い文字で「Medical Waste Incinerator」と書かれている。 眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性が、資料を指(ゆび)さしながら、スーツを着たスキンヘッドの男性と話をしている。 眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性が熱心に説明している。 黄色(きいろ)の看板を掲げたブース近くの、ベージュとオレンジのパーティションがあるスペースで、八木(やぎ)キャスターと眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性が話をしている。

ナレーション: 今回PRしているのは、医療廃棄物用の焼却炉。煙の出ない設計になっており、感染性医療廃棄物の適切な処理に加え、環境問題などの課題解決に向け、アフリカでの普及を目指していく。まだ進出を始めたばかりだが、すでに関心の声は多く届いていた。

映像説明: 眼鏡をかけ、黒いスーツを着たグレーヘアの男性がインタビューに答える。

テロップ: 中和機工 今尾 邦明 社長

今尾社長: 医療廃棄物の、ゴミをどう処理するかというのは、顕在化してきているんじゃないかなと。

映像説明: セッション会場の演台で、今尾社長が話をしている。 客席で大勢の人々が話を聞いている。

テロップ: 特別セッション「アフリカを目指す中小企業」

ナレーション: 地理的に遠いアフリカでの活動に資金力で課題はあるものの、市場規模に着目し、積極的に展開していきたい考えだ。

映像説明: 黄色(きいろ)の看板を掲げたブースの近くの、ベージュとオレンジのパーティションがあるスペースで、今尾社長が八木(やぎ)キャスターのインタビューに答える。 セッション会場。大きなスクリーンに映し出された、「1. Water‐cooled structure(ウォーター クールド ストラクチャー)」、「2. Forced air supply method」という項目と英語の説明やイラストが書かれたスライドを見ながら、演台(えんだい)に立つ今尾社長が話をしている。 演台(えんだい)で、木製の細長い筒のようなものを手にした今尾社長が身振りを加えて話をしている。 黄色(きいろ)の看板を掲げたブースの近くの、ベージュとオレンジのパーティションがあるスペースで今尾社長が話を続ける。

八木(やぎ)キャスター: やっぱり魅力的な市場というふうにお考えですか?

今尾社長: あっ、それは、やっぱりマーケットの大きさから言えばですね。もう膨大な市場だと思いますし。 デモンストレーションをやっていくということで、展示会なんかを、こう積極的にやっていきたい、というふうには考えています。

映像説明: 白いパーティションに貼られた紙に、青の文字で、「AI and Robot Technology Solutions(エーアイ アンド ロボット テクノロジー ソリューションズ)」と、帆をあげた船のようなイラストの上に「DELTA」と書かれたデザインのロゴマークが描かれている。 その右隣には、プロペラが4つついた四角い形のドローンが掛けられている。 展示台の上に、小さなウェブカメラを載せた薄い板に、黒いタイヤが4個ついている全長30cmから40cmくらいの車が置かれている。

テロップ: デルタコーポレーション

ナレーション: こちらは、ドローンや無人車両などを動かすAI(エーアイ)を開発している、デルタコーポレーション。

映像説明: 白いパーティションにデルタのロゴマークなどが書かれた紙が貼られたブース。展示台に置かれた小さなウェブカメラを載せた薄い板に、黒いタイヤが4個ついている車を見ながら、八木(やぎ)キャスターが、ベージュのジャケットを着た女性に話しかけている。

ナレーション: アフリカ初挑戦の企業だ。

映像説明: スチール製の細い柱を組み合わせて作られた四角い機器。中央に向かって上から3本のアームが延び、中央の先端部分には白いプラスチック製のシャベルが4つ取り付けられている。床に人工芝が敷かれ、栗の実が置かれている。アームが動いて、白いシャベルが栗の実を挟んですくい取る。 屋外の舗装された広場。蛇行して走る男性の後ろを、配線がむき出しになった小さな車が追いかけていく。(映像提供 デルタコーポレーション) セッション会場。大きなスクリーンに、「Agriculture cases(アグリカルチャー ケーシズ)」と題されたスライド。木が生い茂り、草の生えた道の一部に赤い丸印がある写真と、木の根元と草の生えた道に、赤と白の筒状の機械が乗った茶色の台の左右にクローラーがついた機器写真が映し出されている。演台(えんだい)では、眼鏡をかけ、白いワイシャツを着た男性が話をしている。

テロップ: 特別セッション「アフリカを目指す中小企業」

ナレーション: パートナー企業と連携することで、ニーズに合わせて機体やAI(エーアイ)をカスタマイズし、現地の課題解決に役立てたいと考えている。

映像説明: デルタコーポレーションのブース。白いパーティションにデルタのロゴマークなどが書かれた紙が貼られた、その右隣にはプロペラが4つついた四角い形のドローンが掛けられている。手前にある展示台には、小さなウェブカメラを載せた薄い板に、黒いタイヤが4個ついている車が置かれ、その近くで八木(やぎ)キャスターが、ベージュのジャケットを着た女性に質問をする。 ベージュのジャケットを着た女性がインタビューに答える。 プロペラが4つついた四角い形のドローンの前で、八木(やぎ)キャスターとベージュのジャケットを着た女性が話しを続ける。

テロップ: デルタコーポレーション カルタン 和美 社長

八木(やぎ)キャスター: 実際にアフリカの方(かた)の反応とかは、いかがですか?

カルタン社長: はい。あのー、いろいろと興味を持ってくださる方(かた)が結構おりまして、いらっしゃいまして。 こちらとしても刺激になるのが、やはり日本の方々と、全く話の発想が違うんですね。 あっちは、やはりその、牛の、あの、放牧の話ですとか。 泥棒が(牛を)持っていったことを気付くために、あの、数を数えてほしいですとか。

映像説明: デルタコーポレーションのブース。白いパーティションにデルタのロゴマークなどが書かれた紙が貼られ、その右隣にはプロペラが4つついた四角い形のドローンが掛けられている。その前でカルタン社長と八木(やぎ)キャスターが話をしている。

ナレーション: 日本とは違う、アフリカならではの問題に驚いたという。

映像説明: 白いシャツの上に紺色のジャケットを着た男性と、白いワイシャツを着て、眼鏡をかけた男性が、白と青のチェックのシャツの上に紺色のジャケットを着た男性の話を聞いている。

ナレーション: 商談に来た企業からは、現地のニーズに合わせることができる技術に、高い評価を得ていた。

映像説明: 白と青のチェックのシャツの上に紺色のジャケットを着た男性が、インタビューに答える。

テロップ: ケニアの飼料メーカー

ケニアの飼料メーカーの男性・英語: 技術パートナーを探しに来た。 彼らの技術は、私たちの工場にも適用できるだろう。

映像説明: デルタコーポレーションのブース。白いパーティションにデルタのロゴマークなどが書かれた紙が貼られ、その右隣にはプロペラが4つついた四角い形のドローンが掛けられている。その前で八木(やぎ)キャスターが、ベージュのジャケットを着たカルタン社長と話をしている。 カルタン社長が笑顔で話を続ける。

ナレーション: 今回の出展でアフリカ進出に向け、確かな手応えを感じたようだ。

カルタン社長: そこは、うまくパートナーとなる、その、えー、相手を見つけて、そして一緒に、話し合って作っていけたらと思っております。 あの、アフリカは、これから可能性がたくさんあるな、と感じております。

映像説明: 大勢の人々でにぎわう展示会場内の通路。 ガンビア共和国などのブースが並ぶ一角。それぞれのブースで、人々が熱心に話をしている。 「Africa Lounge」と書かれた円筒形(えんとうけい)の看板が掲げられたスペースの近くの通路。スーツを着た男性たちが立ち話をしている。丸テーブルの近くに置かれたカウンターチェアに座ってスマートフォンを見ている人もいる。 白い看板に黒い文字で「BOTSWANA」と書かれたブースの前で、スーツを着た男女が集まって話をしている。紺色のスーツを着た一人の男性が振り向いて、笑顔でマスを掲げる。

ナレーション: 国内外から高い関心を集めた、今回のTICAD(ティカッド)。アフリカビジネスの、さらなる可能性に、期待がふくらむ。

映像説明: 「JAPAN・AFRICA BUSINESS EXPO」、「日本・アフリカ ビジネスEXPO」の看板があるエントランスの前で、八木(やぎ)キャスターが身振りを交えて話をする。

八木(やぎ)キャスター: 実際に取材をしてみて、参加している方々、日本側、アフリカ側、それぞれの熱い思いを肌で感じることができました。今回のTICAD(ティカッド)を通じて、日本とアフリカのビジネス、これからますます盛り上がることを期待したいと思います。

映像説明: 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 中が空洞になった地球儀が回転している。

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