日・サウジ・ビジョンオフィス・リヤドWorkshop for Road Safety -Japanese Rock fall Prevention Technologies-」開催（2018年11月15日）

2018年11月

11月15日、リヤドの在サウジアラビア日本国大使公邸にて、Workshop for Road Safety -Japanese Rock fall Prevention Technologies-が開催された。

本ワークショップは、東京製綱インターナショナル株式会社（以下、「TRI」）の落石防止対策等の技術の紹介を行い、サウジの巡礼者の安全確保並びに増加に貢献することを企図したものであり、当日は、サウジ政府機関から運輸省、巡礼省、経済企画省の他、サウジ企業、日系企業が参加し、計50名規模のワークショップとなった。

ワークショップ冒頭に、在サウジアラビア日本国大使館上村司特命全権大使の開会挨拶の後、TRIの佐藤社長、運輸省Ahmad Musaed Al Ansarey局長からの挨拶、TRIの落石防止ソリューション、橋梁用ワイヤーロープ及びカーボンファイバーケーブルのプレゼンテーションが行われた。TRIの落石防止を含めた技術には、サウジ政府機関、サウジ企業も高い関心を示していた。

巡礼者の安全確保並びに増加は、2016年4月にサウジ政府が発表したサウジビジョン2030においても、「ウムラ（小巡礼）の受入許容者数を年間800万人から3,000万人に増やす」との具体的な目標が掲げられている通り、サウジアラビアにとっても重要なテーマの一つであり、今後も日・サウジ2国間協力におけるサウジビジョン2030への貢献が期待される。

なお、本ワークショップにつきましては、在サウジアラビア大使館のウェブサイトにも掲載されておりますので、合わせてご覧ください。
在サウジアラビア大使館ウェブサイト