日・サウジ・ビジョンオフィス概要

2017年3月に、安倍総理とサルマン・サウジアラビア国王との首脳会談において合意した「日・サウジ・ビジョン2030」において、ビジョンの実施を継続的にフォローする拠点として「日・サウジ・ビジョンオフィス」の新設が明記されました。
2018年1月14日にリヤドで開催された日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラムにて、日・サウジ・ビジョンオフィス・リヤドの開所式典が執り行われ、同日開所いたしました。

名称(日本語) 日・サウジ・ビジョンオフィス・リヤド
名称(英語) Saudi-Japan Vision Office in Riyadh
開所 2018年1月14日
Chairman 長谷川 洋
Managing Director 秋山 士郎

日・サウジ・ビジョン2030概要

作成経緯
2016年4月
「サウジ・ビジョン2030」発表
2016年9月
ムハンマド副皇太子(当時)訪日。「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ」の立ち上げ発表
2016年10月
「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ」第1回閣僚級会合をリヤドにて開催。事務レベル作業部会(SG)会合も併催
2017年3月
サルマン国王訪日。第2回閣僚級会合開催。「日・サウジ・ビジョン2030」公表
骨子
  1. 新しい日サ協力の羅針盤として、脱石油依存と雇用創出のためサウジが追求する「サウジ・ビジョン2030」と、GDP600兆円の達成に向けて日本が追求する「日本の成長戦略」のシナジーを目指します。
  2. シナジーを最大化させるため、「多様性」、「革新性」、「ソフトバリュー」の3本の柱からなる日本ならではの総合的な協力とします。
  3. 日サの41省庁・機関が参加し、具体的連携の重点分野として9分野にまたがる広範な協力分野を設定します。
  4. 規制の見直し、インセンティブ等のビジネス促進措置(Enabler)の強化でも連携します。
  5. 31件の先行プロジェクトを選定し、実施します。
  6. 横断的課題に取り組むサブグループを新設し、サウジアラビアの経済改革のモデルを示す特区の設立に向けた検討を進めます。また、東京とリヤドに、ビジョンの実施を継続的にフォローする拠点として、「日・サウジ・ビジョンオフィス」を新設します。
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