貨物の船積前検査:ウズベキスタン向け輸出

質問

ウズベキスタン向け貨物の船積前検査の手続きについて教えて下さい。

回答

ウズベキスタン共和国向け貨物輸出については1997年12月の閣僚会議決定第534号により、船積前検査(Pre Shipment Inspection: PSI)および価格査定(Price Assessment)を義務付けています。検査対象品は、閣僚会議決定第66号(2001年2月)に規定されています。ただし、FOB価格10,000米ドル未満の貨物は船積前検査と価格審査の対象外となります。

I. 検査対象品目

総額がFOB価格10,000米ドルを超える契約では、下記の物品輸入の際には船積前検査が義務付けられています。

  • 肉および食用肉副次製品
  • 乳製品
  • 採油種子および果実
  • アルコール飲料およびソフトドリンク
  • タバコ製品
  • 国家投資プログラム対象プロジェクトのために輸入される設備および機械装置、電動機・発電機および関連の機械装置

II. 船積前検査の手続き、検査方法

  1. ウズベキスタンの輸入者が、ウズベキスタン標準化・度量衡法・品質証明庁(UZstandart)により認可された検査機関に対して、船積前検査依頼書、売買契約書(写)、FOB価格、輸出者情報(連絡先)等の詳細情報を提出します。検査機関は提出された資料にもとづいて、価格審査を行います。

    船積前検査では売買契約書の物品、運賃、保険およびその他手数料の価格が、物品の原産国で形成された価格水準及び国際市場での価格に合致していることを指定検査機関が確認します。合致していることが確認できた契約書に対して価格審査証明書(Price Verification Certificate: PVC)が輸入者に発行されます。また各検査会社の価格審査後、対外経済関係投資貿易省(Ministry of Foreign Relations, Investments and Trade: MFERIT)により再度価格の妥当性が審査されます。

  2. 輸入者は価格審査後、日本の輸出者から発行されたプロフォーマ・インボイス(PFI)と輸出者の詳細情報をウズベキスタンの検査機関に提出します。検査機関の日本事務所から輸出者にコンタクトをし、検査の日時が決められます。

    船積前検査では指定検査機関によって貨物の数量、品質および原産地が売買契約書の要求事項に合致していることを確認します。船積前検査は船積毎に必要となり、すべての検査に合格した場合、輸入者に検査合格書(Clean Report of Finding: CRF)が発行されます。輸出者にはL/Cで検査合格証が要求されている場合のみ、検査合格証が発行されます。

III. その他

検査費用は輸入者が負担しますが、輸出者が支払います。輸出者は輸入者に検査費用を輸出代金の一部として請求を行います。

IV. 関係機関

検査機関一覧PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)(110KB)
海外貨物検査株式会社(OMIC)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
インターテックジャパン株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
セイフティテック株式会社(SGSの船積前検査にかかる日本窓口)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

調査時点:2017年2月
最終更新:2018年5月

記事番号: A-001247

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