2006年版 JBA・JETRO南カリフォルニア日系企業実態調査 〜日系企業は雇用増、給与支払い増で南カリフォルニア経済に更に貢献〜 (2006年11月)

最終更新日: 2006年12月06日

JBA(南カリフォルニア日系企業協会)とJETRO LA(日本貿易振興機構ロサンゼルスセンター)は、通算7回目となる「2006年版 JBA・JETRO南カリフォルニア日系企業実態調査」をとりまとめた。

本調査は最近では隔年毎に実施され、南カリフォルニアに位置する日系企業1,194社に2006年1月1日現在での事業状況やビジネス環境等についてのアンケート調査を行い、合計387社から回答を得た結果を取りまとめたものである。

今回調査で日系企業が南カリフォルニア経済に一段と貢献している姿が明らかになった。

・雇用: 日系企業は約12万人の雇用を創出。(前回比2.9%増)
・給与: 日系企業は総額71.2億ドルの給与支払(前回比16%増)
社員一人当たり給与支払額は約5万9500ドル
・福利: 8割弱の日系企業が「従業員とその家族」に医療保険を提供
加えて注目される点は以下の通り。
・加州: 加州の魅力は「日系社会の広さ」から地域「市場の大きさ」へ移行
現地法人のうち3社に2社が南カリフォルニアで本社機能
・業績: 6割が業績改善見込みで悪化見込みは2割と良好
・障害: 4割が「雇用コスト」を障害に上げ、「許認可手続き」「交通インフラ」が続く
・不安: 63%が「米国景気」を懸念、全業種で前回調査を上回る
・不満: 運転免許書取得手続きへの不満が目立つ
・貢献: 日系企業は環境・エネルギー、健康、食文化等で米国社会に貢献

<主な図表>
表1:地区別分布状況(P.1)
グラフ2:事業形態(P.3)
表5:日系企業の総雇用数(試算)(P.7)
表7:日系企業の給与支払総額(試算)(P.10)
グラフ10:2005年中に寄付・寄贈の実施状況(P.12)
グラフ13:カリフォルニア州の魅力(P.14)
グラフ20:事業遂行上の障害・不満(P.20)
グラフ21:今後の業務運営上の不安(P.21)

発行年月 :2006年11月
作成部署 :ロサンゼルスセンター
総ページ数:34ページ

記事番号:05001319

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