サウジアラビアの消費市場とビジネスグループ(2010年3月)

最終更新日: 2010年03月31日

近年の原油価格の高騰に伴うサウジアラビアの経済成長は、国民の所得増加をもたらし消費を拡大させた。人口は約2,500万人と規模こそ大きくはないが、その約4割は15才未満の若年層が占める。若年層の多さは今後の消費市場の成長に関して重要な要素の一つと見られており、今後も消費市場としての成長の余地は大きい。
 その一方で、現在同国の消費市場における日本製品は欧米メーカーや低価格の中国製品に押され気味で、存在感はあまり大きくない。そこで本レポートでは、サウジアラビアの消費者の購買性向や消費構造を概観した上で、既に日本企業が参入に成功している幼児・子供用品と、すでに参入は始まっているが今後も市場シェア拡大が望める医療機器・サービスの2分野について深堀調査を実施した。また、拡販上不可欠となる主要ビジネスグループについても情報も整理し、今後参入を検討する日本企業のための基礎情報をまとめた。


主な図表 : 人口、所得、家計支出内訳、小売形態、価格比較表、医療機器規制、代理店、TOP100企業リストなど
発行年月 : 2010年3月
作成部署 : ジェトロ・リヤド事務所
総ページ数 : 62ページ

記事番号:07000208

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