2015年の韓中貿易・直接投資動向(2016年2月)

2016年02月22日

最終更新日:

拡大が続いてきた韓国の対中輸出は2014年に微減に転じ、2015年は前年比5.6%減と落ち込んだ。対中輸出不振の原因はさまざまであるが、特に、競争力の高まった中国製品が韓国製品を代替していることに対して、韓国では警戒感が強い。韓国の対中直接投資は生産目的から市場獲得目的に変化した。中国企業向け販売を狙った素材・中間財の生産拠点構築や、外食・小売業など消費者向け販売を狙った進出が多い。他方、中国企業の対韓直接投資は2014年まではホテル・不動産が多かった。2015年は同分野の直接投資は減少したものの、保険業で大型投資があったほか、投資分野が拡大し、直接投資総額は過去最高を記録した。


レポートをご覧いただいた後、アンケート(所要時間:約1分)にご協力ください。



主な図表:
韓国の対中貿易の推移、2015年の主要品目別対中輸出入、韓国の対中直接投資の推移、中国の対韓直接投資の推移

発行年月:
2016年02月
作成部署:
ジェトロ調査部中国北アジア課
総ページ数:
14ページ

ファイルのダウンロード:

関連情報

ご質問・お問い合わせ