米国食品安全強化法「ヒト向け食品に関する現行適正製造規範ならびに危害分析およびリスクに応じた予防管理」規則にかかるリステリア環境プログラム例(2018年6月)

2018年06月21日

最終更新日:

本調査報告書は、2015年9月17日に公表された米国食品安全強化法「ヒト向け食品に関する現行適正製造規範ならびに危害分析およびリスクに応じた予防管理」(PCHF)規則に関して、食品安全計画の策定のための参考資料として「リステリア環境プログラム」の例を作成したものである。

米国では、リステリア症は主にReady-To-Eat食品(そのまま食べられる食品、RTE食品)に関連しているとされ、そのpHや水分活性などの内因性特性を適正に管理・組成し、リステリア・モノサイトゲネスの増殖を抑制することが、リステリア症のリスクを低減させるために重要だとしている。

リステリア環境プログラムの様式は、PCHF規則では規定されていない。またそれぞれの施設によって設備や製品、製造工程などは個々に異なるため、本報告書に記載された内容はあくまで一例である。実際の事業者のリステリア環境プログラムは、この例に施設固有の管理すべき危害や予防管理手順を修正・追加することによって、適切なものとなる点に留意いただきたい。

本調査報告書が米国食品安全強化法(FSMA)への対応の参考となれば幸いである。

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発行年月:
2018年06月
作成部署:
ジェトロ農林水産食品部戦略企画課、ジェトロ・シカゴ事務所
総ページ数:
26ページ

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