モンゴル経済概況(2021年3月)

2021年03月05日

最終更新日:

2020年通年のモンゴル経済は、新型コロナウイルス感染症の感染予防のための国境封鎖などの影響を受け、実質GDP成長率が前年比マイナス5.3%となった。貿易総額は前年比6.4%減、日本の対モンゴル輸出も42.8%減と続落している。鉱工業生産は採鉱・採石業、特に石炭の生産額が引き続き減少し、前年比7.3%減となった。新型コロナの感染状況については、2021年3月3日時点で累計感染者数は3,033人、モンゴル政府は旧正月期間中の感染拡大を予防するため、2月11日から23日まで警戒レベルを「全国警戒態勢」に引き上げ、3度目の外出禁止令を発令したほか、同月23日から新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。2月17日の閣議で、政府は10兆トゥグルク(約3,670億円)規模の医療・経済対策の実施を決定した。

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シリーズ名:
モンゴル経済概況
発行年月:
2021年03月
作成部署:
ジェトロ調査部中国北アジア課、ジェトロ・北京事務所
総ページ数:
29ページ

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