カリフォルニア州サプライチェーン透明法の概要(2021年8月)

2021年08月04日

最終更新日:

カリフォルニア州サプライチェーン透明法(The California Transparency in Supply Chains Act of 2010、以下「CTSCA」)は、2012年1月1日に施行されたカリフォルニア州法である。CTSCAは、企業のサプライチェーンにおける奴隷制や人身売買への取り組みを消費者や企業に開示し、顧客が購入の意思決定をする際にこの情報を考慮できるようにすることを目的とする。脅迫・強要による労働力の搾取や児童労働は世界各地で発生しており、それらの労働力が日本企業のサプライチェーンに組み込まれる可能性もある。CTSCAは、奴隷制や人身売買への取り組みを直接企業に要求する法律ではなく、あくまで、どのような取り組みを実施しているかについて、所定の情報を公開することを要求するものである。

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発行年月:
2021年08月
作成部署:
ジェトロ調査部米州課、ジェトロ・ロサンゼルス事務所
総ページ数:
11ページ

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