2022年度 アフリカ投資関連コスト比較調査(2023年3月)

2023年03月20日

最終更新日:

本調査は2022年10月~12月にかけ、ジェトロがアフリカの9カ国9都市の賃金や地価・事務所賃料、公共料金、輸送、税制、教育にかかるコストを調査したものである。各調査対象国の現地通貨は、2022年11月1日付の銀行間レート等でドル換算されている。

新型コロナの影響によって高騰していた輸送コストについては、一部の国で下落した。40フィートコンテナの日本への輸送費を見ると、エジプトやガーナからの輸送が大幅に下がったほか、日本からアフリカへの輸送についても、モロッコ、南アフリカ共和国、ガーナで大幅に下がった。一方、ウクライナ情勢に伴う物流・サプライチェーンの混乱や為替レートの変動によって、モザンビークから日本への輸送が2倍以上上昇したほか、日本からの輸送についても、コートジボワール向けが2倍以上の上昇となった。
賃金については、製造業・非製造業ともにエチオピアが最も安かった。一方、多くの外資系企業が拠点を構える南アフリカ共和国は製造業・非製造業ともに、賃金が最も高かった。

本レポートに掲載したデータに基づき、各国の投資環境を把握頂き、今後の現地進出や事業展開等の参考にしていただければ幸いである。

レポートをご覧いただいた後、アンケート新しいウィンドウで開きます(所要時間:約1分)にご協力ください。

発行年月:
2023年03月
作成部署:
ジェトロ調査部中東アフリカ課、ジェトロ・ラバト事務所、ジェトロ・カイロ事務所、ジェトロ・ナイロビ事務所、ジェトロ・アビジャン事務所、ジェトロ・ラゴス事務所、ジェトロ・ヨハネスブルク事務所、ジェトロ・アディスアベバ事務所、ジェトロ・マプト事務所、ジェトロ・アクラ事務所
総ページ数:
41ページ

関連情報

ご質問・お問い合わせ